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満つらざるとも屈せず

イースセルセタ開封

イース セルセタの樹海、開封。

本作はイースシリーズの最新作。「イースと言えば半キャラずらし」と思ってる人がいまだにいるようですが、最近のアドルは剣も振るしジャンプもするのです。とはいえ私はイースにさほど思い入れがなく、経験としてはイースエターナルの1、2、あとはナピシュテムの匣くらいしかやったことはないのですが。

で、最近のイースは真っ当なアクションゲームとして進化をしてきたようで、本作のアドルは剣を振るどころかジャストガードからスキルで反撃して超必殺技を使ったり、攻撃属性の異なるパーティメンバーをサクサク入れ替えながら敵を蹴散らしたりと大暴れ。ボス戦はパターンを読んで適切にガードしないと苦戦する作りになっていて、普通に大変よくできたアクションゲームといった趣です。

アクションとして大変レスポンスよく、手応えもそこそこある一方で、ファルコムらしい気遣いも充実。冒険する樹海は非常に広大ですが、随所にある石碑に触れると全回復、しかも同色の石碑間であればワープ可能。しかしそれを持っても広大過ぎて面倒になってきた辺りで、全石碑にワープ出来るアイテムを渡す絶妙加減。セーブはどこでも出来るし、死んでも近場復活なので、アクションとしての難易度の高さがゲームの難易度とは直結しておらず、手応えがありつつサクサク進む調整です。

あ、あとシナリオもアドルが記憶喪失スタートという安心加減です。