映画シュガーラッシュ見てきた。
「ゲームの世界が舞台」「実在のキャラクターが出てくる」ということで見に行ったわけですが、映画としては、あらゆる意味で最高でした。
ネタの洪水で、おっさんゲーマーは見ていてニヤニヤしっぱなし。でも下地はしっかりしてるのでネタが分からなくても問題なく、子供はお話を楽しめるし、おっさんはネタを楽しめる。ネタもお話も丁寧に密度濃く作りこんであって脱帽。とにかく最高だったので、セルが出たら買ってまた見たい。PVではつまんなそうだった主題のゲーム「シュガーラッシュ」が、走り始めるとかなりスピード感があって面白そうだったのもよかった。
以下ざっと箇条書き。
ゲーセンの変化の表現(8bitから16bitへ、体感や音ゲーが増えていく)
「ゲームを演じている」キャラクターたち
壊すことしか出来ない悪役と、直すことしか出来ない主人公
キャッチしきれない量のゲームネタ
「お名前は?」「ララ=クロフト」
ベガが「TURBOするつもりじゃないだろうな?」
壁に向かって歩き続けるFPSのキャラクター
8bitキャラクターのアニメーションは書き割りが無い(カクカクしてる)
8bitの主人公が惚れた相手に「こんなに解像度の高い女性は初めて見た」
悪役会議にサブゼロがいる辺り欧米製だなぁ。
HERO'S DUTYが普通に面白そうな件
ビアードパパワロタ
唯一の難点は邦題の「シュガーラッシュ」かな。話の中心になるゲームのタイトルなんだけど、それは舞台の話であって、話の本質じゃない。東京タワーが舞台の恋愛ドラマに「東京タワー」ってタイトル付けたみたいで、何も語っていない。しかも、キャッチーじゃない。原題の「WRECK IT RALPH」の方がマッチしてると思うけどなー日本じゃ伝わりにくいタイトルだとは思うけど。ゲームの話なんだし、「ラルフの大冒険」とかどうかな。
何度も書くけど、めちゃくちゃ面白かった。ゲーム好きな人は、見ておいて損は無い。