GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

無題

逆転裁判教授コンプ。

シナリオは面白かったと思うけど、教授が強キャラ過ぎかなぁ。なるほどくんは「追い詰められて汗垂らしながら逆転」というキャラなわけだけど、教授は「やってることが全て正しい」ってキャラなので、教授登場時の安心感があり過ぎて全然ハラハラしない。そういう意味じゃ、逆転裁判4のガリュウ検事と似てる。

雰囲気は逆転裁判なんだけど、街に隠された「大きなナゾ」の教授臭も気になった。教授シリーズもそうなんだけど、「それがアリならなんでもアリだろ」って仕掛けなんだよな。時間旅行は酷かった…。

教授が強キャラ過ぎて登場人物が全面的に教授を信頼してしまうため、反撃の筋が荒いのも気になった。被告「マント着てました」→なるほどくん「意義あり!それはおかしい!」→教授「勘違いしてたんでしょ」→被告「勘違いでした」→裁判長「勘違いじゃしょうがないですね」。お前らいい加減にしろよ。

なんか並べてみると不満ばかりみたいですが、遊んでる間は普通に楽しめました。登場人物の色の付け方なんかは逆転裁判寄りだったし、掛け合いのテンポもよい。各キャラクターのポリゴンモデルも凄いよく出来ていて、アクションを見るのも楽しい。まぁ、お祭りソフトとしてはよかったんではないでしょうか。