難易度修羅で、プレイ時間4時間半。
一揆は化猫に続く有料DLC。年貢が払えず直訴する農民が主人公。もちろん、主人公もボスもストーリーも新造です。
今回の主人公の農民「権兵衛」はかなり異色。朧流の二人や化け猫と違って普通の人間なので、武器はくわや竹槍だし、動きが凄いもっさりしてて、ダッシュ攻撃はワンテンポ遅れるし、回避時には尻もちをつく。そもそも空中戦が苦手なので、"浮かせて空中コンボ"が基本だった他キャラとは根本的に立ち回りが異なります。
一人だとロースペックな権兵衛ですが、そこは一揆なので(？)、居合すると仲間が来てくれて、複数人(最大3人)で戦うことが出来ます。三人でくわを振った時の爆発力は凄まじく、ボスの体力がゴリゴリ減る。なので、他キャラのように細かい立ち回りで戦うよりは、なんとかゲージ溜めて人数を増やし、とにかくぶっ叩いて打ち壊すという、なんとなく一揆っぽさを感じる強引なバランスになっています。
あと権兵衛は、とにかく金が手に入らない。貧乏な農民だからなのか、敵を倒しても殆どお金を落とさない。店で地図すら買えないというのは初めての経験でした。"一両(一万文)溜める"というトロフィーがあるのですが、クリア時点での所持金は400文。シブ過ぎるだろ…。食事一つをこれだけ有り難がって食べたのは初めて。ありがてぇありがてぇ。
権兵衛の特殊なスペックとお金の渋さで他キャラとは別ゲームになっていて、あとエンディングに歌が流れるなど、これまた異様に力の入ったコンテンツとなっています。
