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満つらざるとも屈せず

ヴァルキリードライブクリア

ヴァルキリードライブクリア。

 

プレイ時間38時間。一応エンディングは流れたけど、条件を満たすことで真エンドに分岐するみたいなので、まだ遊ぶ。

 

ゲームとしては嬉しいことに「システムの理解が進んで印象が好転」しました。

 

アクション中こまめに×を押しっ放しにして突進の準備をすることで、任意の箇所にダッシュを挟んでスピーディーな戦いができ、アクションツリーが手に馴染むにつれて思い通りに動けるようになりました。また敵の動きの隙に割り込んでのコンボ攻撃や、ラッシュを食らい始めてから「コネクト」で割り込むなど、駆け引きも行えるようになり、戦闘が大分楽しくなりました。

 

まぁロックオン周りの不便さは相変わらずだし、ダッシュを溜め始めるとキャンセル出来ないとか、折角浮かせコンボが面白いのにボスは浮かないとかイマイチなところはありますが、全体としては「面白いアクションゲーム」と言える手触りとなっています。

 

シナリオは「色んな考えがあるけど私はこう思う」まではいいとして「だからお前の考えは間違っているので全否定してぶっ飛ばす」ばっかり。意見が対立する時は両者とも極論、歩み寄る気も相手の話を聞く気もゼロで、読んでてイライラする。ただこれはシナリオ自体もアレですが、設定が足を引っ張ってる気がします。

 

シナリオ自体が各自秘密を抱えての伏線裏切りバリバリなんですが、登場人物は基本的に操作キャラの7人だけ。しかも「2人ペアじゃないと戦えない」という設定のため、一人が裏切るなら協力者が必要。結果みんなその場の雰囲気であっちこっちに付くことになってしまっています。

 

真エンドでは綺麗に収まってくれるといいんだけど、ちょっと読んだ感じでは厳しそうかなー。