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満つらざるとも屈せず

討鬼伝2体験版

討鬼伝2体験版プレイ。

 

プレイ時間は、ストーリー一通りと、いわゆる「クエスト」にあたる物を全部クリアして、4時間半。

 

本作はハンティングアクション討鬼伝のシリーズ最新作。最大の特徴は「オープンワールド」になったことで、狩りゲーでオープンワールドってなんだよ、と思って体験版やったのでキャッチとしては成功してる。

 

オープンワールドとは「一繋がりの広いフィールドがあって戦闘がシームレス」くらいの意味合いでした。オープンワールドっていうか「普通のアクションゲーム」みたいな感じ。体験版では分からなかったけど、ここに人間が入り乱れるとしたらMMOっぽくなるのかな。「横殴り禁止」とかなるなら笑えない。

 

広大なフィールドが出来たことで発生するのが、移動と探索。特に高低差は意識して配置してるみたいで、上るのも降りるのも快適。前作では高低差無くて物足りなさを感じたので、これは単純にいい変更だと思います。たまに大型鬼に遭遇するまでは狩りゲーだって忘れるけども。

 

肝心のアクションとしては、部位破壊に重点を置いた爽快な手触りは健在。武器も増え、ミタマの装着箇所も増えてよりスピーディにテクニカルになりました。特にタッチで発動する「鬼の手」は、敵に引っ掛けて飛びつけるという性能で、「イバラじゃねーか!」とは思うけど好みのアクション。

 

また前作では部位をいくら破壊しても部位自体は無くならなかった(また生える)のですが、今回は鬼の手を使うことで待望の「完全破壊」が可能。足を吹っ飛ばすと敵は当然立てなくなります。

 

気になるところとしては、PS4とのマルチになったからか、映像がPSVITAに最適化されてない気がすること。街でカメラ移動出来るけどフレームレートが怪しかったり、キャラグラがなんかガタガタしてたり、花のテクスチャも露骨にショボかったり。前作では「PSVITAってここまで出来るんか凄い!」って思ったので残念。

 

あと、フィールドとは別に依頼を受けられて、これは既存のクエストみたいに特定マップに飛ぶのですが、依頼だとマップが限られる(マップ移動すらない)のと高低差が無い気がすること。オープンワールドと依頼の比重がまだ不明ですが、依頼でもある程度はマップ(高低差あるところに誘い込んで戦うとか)欲しいとは思う。

 

オープンワールドハンティングアクション」という勇ましい言葉ほどには革命は起こっていませんが、フィールド制になって全体に良くはなっていて、追加アクションも面白い物が多いし、手触りは非常にいい。これなら製品も買おうと思う。