GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ピンチ50連発クリア

ピンチ50連発、クリア。

 

プレイ時間2時間3分19秒、リトライ321回。続けて二回目が48分21秒、116リトライ。

 

本作は次々と襲い掛かるピンチを掻い潜って進む横スクロールアクション。大岩から逃げてやっと飛びついた蔦に蛇がいて死亡、サメから逃げた先にまたサメが居て死亡、乗り込んだトロッコが壁に突っ込んで死亡と、様々なピンチが主人公を追い詰めます。

 

ステージはタイトルの通り短い区切りの全50ステージ。初見だと絶対避けられない罠も頻発しますが、ステージの区切りでオートセーブされてやり直し放題なので、死んで覚えて少しずつ先に進む構成。

 

マニュアルには移動、走る、ジャンプくらいしか操作が書かれていませんが、しゃがんだり泳いだりと割と色んなアクションがあって、これを探すこと自体もゲームになってる。罠のバリエーションはそんな多くないけど、組み合わせ方がかなり上手く、素早い操作が必要な場所、精密な操作が必要な場所、アイデアが必要な場所と遊んでて「似たような印象のステージ」は殆ど無い。これは地味に凄いと思います。

 

主人公の動作は軽快とは言えず、すぐ息切れしたり滑って落ちたりしますが、操作は結構きちんとしてて、慣れてくると流れるように動かせるようになります。二周目で物凄い縮まっていますが、初回では(解き方が分かった後でも)操作が難しかったところもスイスイ抜けられて、いいチューニングだと実感。

 

全体通して初見でも2時間とボリュームは大きくありませんが、練り込まれたステージ構成、意外とよく動く主人公、冗談みたいな曲(ピンチ~ピンチ~)と低予算なりにしっかり取捨選択して作ってあって、小粒だけどしっかり遊べるゲームでした。最後のリプレイもよかった。