GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

OPUSクリア

NSW OPUS-地球計画

購入して、クリア。

 

プレイ時間2時間程度。

 

本作は地球を出た未来の人類が「神話の惑星」である地球を探すアドベンチャー。と言っても出来ることは望遠鏡を覗いて数多の星をスキャンしていくだけ。価格は安いけど「まるで1本の短編小説を見た後のような満足感」と公式サイトにある通り、ボリュームもかなり少ない。

 

星をスキャンすると「地球との類似度」が出るので、無限に広がる星の海から延々地球を探す…わけではなくて、相当親切なヒントが出るので基本的には指示に従っていればエンディングまで一直線。なので探索をするゲームではなく、自分のいる宇宙船での出来事を語るのがメインかな。音楽と雰囲気が凄くよくて、やや強引なくらいに音楽で持っていく、正しく「短編小説を見た後のような」感覚になりました。

 

はっきりと語られるストーリー以外でも、星の名前だとかメモ書きだとかで色々想像の余地があり、読後感はかなりいい。クリア後にはメインとは外れたサブターゲットの探索が出来るのですが、これを見つけても達成率が上がるだけで作中でのリアクションが何もないのは寂しかった。