スチームワールドディグ2、クリア。
プレイ時間12時間。レベル最大、アーティファクト、アップグレードコンプ。
本作はIMAGE&FORM開発のアクションゲーム。タイトルの通り続編で話も前作の直後からですが、「失踪した前作の主人公を探してる」ことだけ分かってれば本作だけでも大丈夫。
本作は探索アクションとして完璧な仕上がりで、世界の広さ、遊びやすさ、能力強化のタイミング、導線の引き方、手触りから絵作りまで、減点する箇所が見当たりません。ビジュアルなりゲーム性なり、どこか一箇所でも気になったなら、やって損のないゲームです。
個人的には、1の後に2を遊びましたが、その拡張ぶりに感動しました。
スチームワールドディグクリア - GarbageCompany
- アニメーションはより滑らかに、地下だけだった前作から地上探索も加わって広大に多彩に色鮮やかに。
- 敵を倒した経験値でレベルアップするようになって、敵を倒す意味が出来た。
- 武器の使い分けが切り替えから別ボタン割当になって素早く使いやすくなった。
- 前作では硬い岩を掘るためのドリル、高く飛ぶための二段ジャンプがあったけど、今回は似た機能を全く違う手触りで実装していて、「前と同じことはしない」という意思を感じる。また代替品がアクション的に凄く面白い。
- 前作でアップグレードだった機能は、大半がレアアイテムの「ギア」を一定数使って装備する形になった。ギアはいわゆるスロットに当たるもので、着脱は自由に可能。シーンや好みに合わせてスキルを付け替えられるようになった。
- 洞窟の数、広さとも増えて、その構造に意味付けがされた。意図を持って配置された岩や仕掛けが増えて、各シーンが印象に残るように。
- 小洞窟はアイテムを全部取るとチェックが付くようになった。これはめちゃくちゃ便利。
などなどなど、とにかく拡張&便利を徹底していて、前作から続けて遊ぶとそれぞれの要素ににいちいち感動してしまいます。前作は「とにかく下に掘る、よく出来た小品」でしたが、本作は「綺麗で丁寧に作られた探索アクション」となりました。隠しダンジョンの構造まで含め、最後まで感動しっ放しでした。めちゃくちゃ面白かった。
そうそう、作中ではたぶん説明されないんだけど、「ダッシュジャンプで壁に接触した瞬間に壁蹴りすると通常より高く飛べる」という、三角飛びとでも言うべき仕様があって、これに最後まで気付かず隠しダンジョンでえらい苦戦したので、メモ。