BOMB CHICKEN、クリア。
プレイ時間6時間。
BOMB CHICKENはドットスタイルのアクションゲーム。主人公である鶏をBFC(恐らくなんとかフライドチキン)の工場から脱出させることが目的となります。
プレイヤー(鶏)はジャンプすら出来ませんが、卵の代わりに無限に爆弾を産むことが出来ます。爆弾は敵を攻撃する武器であり、段差を超える足場であり、スイッチを押す手段であり、木箱を燃やすアイテムです。あらゆる機能を持った爆弾だけを使ってあらゆる障害を越えて行きます。
ジャンルとしてはアクションですが、殆どのステージは「どうやって解くか」が重要で実質パズルゲームです。出来ることが限られるためさほど難しい謎解きも無く、生き生きと動き回ってアッサリ死ぬ敵やプレイヤーを見ながらサクサク進めました。巨大なボスもいて楽しい。
と言っても終盤に差し掛かってからはかなりアクションの比率が高まり、テクニックとアドリブと偶然を駆使してなおバンバン死にながらの進行になりました。ここに来ると元々の当たり判定の大きさが理不尽にも感じ、結構イラつきながら遊んでいたことは否めません。
それほど長くないステージが全29とボリュームは決して多くありませんが、ワンアイデアを徹底的に練りこんだステージ構成、小気味好い手触り、表情豊かなドットアニメーションで、綺麗にまとまったゲームでした。