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満つらざるとも屈せず

ネコネイビー

ネコネイビー、クリア。

 

プレイ時間5時間以上。

 

本作はデスモフモフ開発の横スクロールシューティング。自機は猫、敵はゆるキャラのゆるい雰囲気が特徴です。

 

しかしゆるい雰囲気に反して敵の攻撃はかなり殺意高め。厚めの弾幕に加えて弾速が早めで、パターンで避けるのは困難。難易度は三段階(EASY/HARD/DEATH)ありますがEASYでもしっかり殺しにきます。

 

では難しいゲームかというとそうではなく、弾を全消しできるボンバーが非常にいい塩梅でバランスを取っています。本作のボンバーはゲージ制で、敵を倒すと落とす猫アイテムを一定数集めると結構すぐに再度利用可能になります。猫アイテムは大量に出現するので、敵弾に囲まれたら即ボンバー、でまたアイテム集めてすぐ次ボムが使用可能になります。またボムで倒した敵は得点アイテムをジャラジャラ落とし、残機は一億点毎にエブリエクステンドです。

 

以上から、大量の敵弾に囲まれたらすぐボンバー、スコアジャラジャラで残機増える、ボムをバリバリ打って残機増やして沢山死ぬという派手なゲームバランスとなっています。弾を引き込んでボンバーしてるだけでも十分進めるし、遊ぶ毎にクレジットも増えていくので、シューター御用達という雰囲気はありません。

 

6体の自機猫(?)はいずれも性能が異なり、特に使いにくい近接ソードだけのGINNOSUKEは初見だとどう戦うかもよく分からない使いにくさ。これでクリアしろって実績があって困ったのですが、剣には無敵の弾消し能力があるため実は適当に振り回すだけでかなり安定する。ボンバーの度にカットインが変わるEUGENEが使いやすさもあってお気に入り。

 

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音楽もとても品質がよく、どのステージも印象に残る名曲揃い。中でもスイッチ版の追加要素である∞モードのボーカル曲は白眉。曲調に加えて∞モードで取れる実績が「デイドリーム」なこともありなんとなく感傷的になりました。

 

過去のシューティングで見た様な演出やボスも多く、シューティング好きな人が細部まで拘って作ったのが伝わってきて、またそれが上手く行ってるので遊んでいて嬉しい気持ちになります。バランスも演出も手応えもキャラクターも雰囲気も遊びやすさも大体文句無し。これはとてもいいゲーム。

 


現在の進捗としては実績「難易度DEATHでノーコンティニュークリア」を残すのみ。全7面中6面中ボスまでは行ったのですが、ここで一気に残機が無くなってしまいます。

 

他に苦戦した実績は、裏ステージにしか出ないボスをノーミスで倒すというもの。そもそもボスが強いのでEASYで戦いたい→EASYだと裏面に入る条件の「1面で1億稼ぐ」を満たせない、で行き詰まりましたが、パワーアップアイテムでボムゲージが回復する(のでパワーアップせずにボス戦までアイテムを泳がせておく)ことに気付いてなんとか裏面に入り、ボスを撃破出来ました。