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満つらざるとも屈せず

あそぶタイツクリア

あそぶタイツ、イラスト全解放。

 

プレイ時間6時間半。

 

本作はアニメ「みるタイツ」を下敷きにしたパズルゲーム。3マッチパズルをプレイして溜まったポイントでイラストやアニメを解放していくゲームです。

 

スイッチ版を遊ぶ前にAndroid版もイラストコンプまでやったので、その辺も比較します。結論から先に言っておくと、スイッチ版が圧倒的にオススメ。

 

パズル部分

 

まず、3マッチパズルとしては凡百。決して面白かったり特徴的だったりはしませんが、何かが特段悪かったりもしません。赤とピンクが色が近い上に絵柄も同じなので見分け辛いのは難点。たまーにタッチに反応しなくなったり、揃えたピースが消えなかったりはした。

 

全15レベルで進める毎にピースの色が増えていく仕様。お助けアイテムもあり、慣れてくると95%全レベルクリア出来るようになりました。凡百だけどそれだけになんとなく遊べて、結果として中々の回数遊べたのはこの薄味のお陰な気もします。

 

あとゲームその物とは別のところで、BGMが短い曲の繰り返しで繋ぎがいい加減なのと、折角面白い裏設定書いてるTIPSがロード短過ぎて殆ど読めないのは勿体ない。たまーに同期ちゃん出てくるのはよかった。

 

スイッチ/アンドロイド版の差異

 

  • アプリ自体の価格について。アンドロイド版は基本無料で広告入り。特に動画を見る時には毎回広告。課金で広告削除可能。スイッチ版は買い切りで2200円。
  • イラスト全解放までの必要ポイントについて。アンドロイド版は148万、スイッチ版はぴったり半分の74万ポイント必要。1プレイ(パズル全15レベルクリア)で手に入るのが大体4〜5万ポイントくらい。
  • 動画再生について。アンドロイド版は単にYouTubeへのリンク。スイッチ版は内蔵。
  • 一番肝心なイラストの内容について。全65イラストのうち、アンドロイド版は49枚(17番以降全部)がアニメの顔アップの切り抜き。スイッチ版は全てよむのイラスト。


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結構高額なスイッチ版に対してアンドロイド版は基本無料なので勝負にならないかと思いきや、肝心のイラストの中身が圧倒的にスイッチ版の勝ちでした。どうもアンドロイド版はかなり強く表現規制してるようで、ちょっとでもセクシーっぽいイラストはカットインやTIPSも含めて全削除もしくは差し替え、内容如何を置いても単純に「収録されているイラストの総数」が全く異なります。

 

このゲームを遊ぶ人というのはイラスト見たい人だと思いますので、そういう人ほどスイッチ版一択。「アニメ見たい」というだけならアンドロイド版もありかな。

 

まとめ

 

全体としては「イラストを見るために薄味のパズルを何度も遊ぶ」と言うゲームで間違いありません。こういうゲームはポイントがクッソ渋い印象がありますが、スイッチ版は20回未満、アンドロイド版でも35回も遊べばコンプ出来るので、そんなにハードル高くない印象です。全レベルクリアしなくてもポイントは入るので、腕が無い人でもやってればそのうち解放出来るし。

 

ただのイラスト集ではなく「ゲーム」にする。それなりの遊んでいる感を出しつつそれなりの頻度でイラストが見られるようにする。パズルは邪魔にならない程度の味付けにする。以上を満たすならこの辺りが落とし所な気がします。