GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

UNDERTALE終了

UNDERTALE、3周目をクリアして、たぶん終了。

 

プレイ時間6時間半(3周目のみ)。

 

今回は誰も殺さない形で進行。3回も同じイベント見てると流石に飽きてくる、と思ってたら途中で大きく切り替わって、そこから大波に流されるように展開。シナリオ自体も勿論いいんだけど、なんせこのゲームは音楽がとにかく強くて、「作者が設定した感情」に強制的に持っていかれます。

 

個々のモンスターに個別の攻撃パターンがある本作で、何周もさせてパターンを意識付けしてからのその意識を利用しての演出とか、随所に見られる一回切り(データロードしてももう見られない)のイベントとか、シナリオと音楽を同期させての感情の盛り上げとか、とにかく緻密に計算されたゲームだなーというのが一番大きな感想。

 

あらゆる所に細かな仕掛けが張り巡らされていて、大小様々な自分の行動や選択が反映される箇所が本当に多く、選択、探索しがいのある世界は広大で魅力的。

 

一方仕掛けやフラグが細か過ぎて、何を見ても「あの行動がマズかったのでは?」みたいな気持ちになり、なんかずっと内省してるような感覚がありました。出来るだけ拾ったつもりだけど未だに開かない扉なんかもあり、「踏破した!」という気持ちには全然ならない。まぁそういう設計のゲームなんだろうけど。

 

神格化されるのも納得の完成度でしたが、エモ方面に特化したゲームなので、ゲーム的な面白さは普通かな。もう叶わないことだけど、今回も十分感情は動きましたが、本当に全く前情報が無い状態から遊んだらもっと何倍も感動出来たと思う。