ブレスオブザワイルド、DLCクリア。
プレイ時間はDLCだけで35時間半。
先日のセールでエキスパンションパス買ったのですが、もうすぐ続編が発売され、そうなったら二度とやれない!と思って始めました。
最後のセーブが2017年末だったので、5年ちょいぶりの再開。まずは操作に全然慣れず、回避ってどうやるの?みたいなところから手探り。マップも覚えていなくて、地名を言われてもどこなのか分からない。でも徐々に思い出すと思い通りに動けるのは流石ゼルダ。
エキスパンションパスは、より強い敵が出る、制限された状態での戦い、移動履歴が可視化、より便利な移動手段、コログ探索の補助など、その試練自体もクリアで手に入るアイテムも「既存の体験を拡張」するものが大半です。
どれも楽しいのですがやはり白眉は「剣の試練」。これは裸スタートで敵を倒していくチャレンジモードで、モリブリン相手でも大ダメージを受けるため、プレイヤーのここまでの経験と工夫が物を言う、なんというか本作のコンセプトっぽい試練です。出来るだけ安全に敵を排除する、後に備えて強い武器を温存する、しかし場合によっては強い武器で攻撃した方が効率がよかったり。これまで真面目にやってこなかった料理も効果を考えて組み立てる必要があるし、配置アイテムも使い方次第で有効な攻撃手段となります。
始める前は全ランダムだと思っていたので抵抗がありましたが、実際には敵配置は固定で、腕と工夫も勿論ですが、敵配置やマップを見て糸口を探すパズルっぽい感覚もあります。繰り返し挑むと段々進めるようになるのが「自分は上手いのだ」と錯覚させてくれて、非常に楽しんで遊ぶことが出来ました。「この内容ならライネルは出てくるだろうな」とは思っていましたが、ライネル倒しても終わらないとは思わなかった。
「英傑たちの詩」の最後ではこれまで試練を出してきたミイラが動いて襲ってくるのですが、これは先にゼルダ無双で見てしまっていたので驚きが少なく勿体なかった。先にこっちをやってたら「こいつと戦うの!?」からの無双で「こいつを使えるの!?」ってなったはず。無双やったときはよくわからん人がよくわからん攻撃するなーとしか思えなかったので…。
上述のようにエキスパンションパス全体が世界を拡張する形で作られていて、これまで世界を歩き回った後のプレイヤーには丁度いい内容でした。やたら難しい強敵を出すのではなくより工夫を求められる試練は、工夫で戦うブレスオブザワイルドには似つかわしい内容と思え、満足度の高いコンテンツでした。ティアーズオブザキングダムも楽しみ。