GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ベヨネッタ3開始

ベヨネッタ3開封して、6時間プレイ。

 

本当は一周クリアしてからまとめて感想書こうと思ったけど、続編として思ったより大きく変わっていたので、現時点の所感メモ。

 

まずグラフィックが豪華。1から2になった時もリッチになったと感じましたが、そこから更に数段リッチ。肌や素材の質感がリアルになって現実感が増してるのと、表情の豊かさが段違い。その豪華さで描かれるベヨネッタは、なんかおばちゃんになってる…。全体にリアルになったら顔と化粧の濃さがくすんで見えてしまう。他のキャラも中々のケバさですが、特にジャンヌは格好もあってギャグみたいになってしまっています。

 

シナリオはこれまでとかなり雰囲気が変わっていて、基本重たくてシリアス。これまでのベヨネッタは基本的に最強で、相手が誰でも結局圧勝していましたが、そのベヨネッタが負けて消滅するところからスタート。ベヨネッタの敗北、吐血、破壊などこれまで存在しなかったシーンが何度も描かれ、前作までの軽妙な雰囲気は薄くなっています。

 

ゲームとしてはアクション部分はいつもの切れ味、雰囲気で、怪獣による巨大戦もあってスケールアップ。なんですが、戦闘間の探索要素がかなり広く重たくなっていて、通しで遊ぶとこれもかなり雰囲気が違う。ここまでの範囲だと主な舞台が崩壊した渋谷なのも閉塞感を増してると思う。

 

チャプターに途中から再挑戦出来たり、変身を含んだ武器のバリエーションとか、情報表示が見易くなっていたり、魔力の用途が魔獣召喚だけになってたり、怪獣召喚での圧倒的な破壊など、遊びやすく面白くなってる部分も多く、今のところ評価は「面白い」が優勢。どんな話であっても最後に「レッツダンス、ベイビー!」って言ってくれればたぶん大丈夫なので、そこだけお願いしたい。

 

薄暗い都市をキョロキョロしながら進んでいく感じとか、IFとか、デジタルな情報の出方とか、手触りは悪くないのにどうももったりする感覚とか、濃いめのエフェクトとか、遊んでるとどうもアストラルチェインみを感じるんだよな〜。

 

色々弄りつつも基本的に1の続編であった2に対して、3では根底に手を加えて別のゲームになった感じ。この変わり方はノーモアヒーローズも思い出します。