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満つらざるとも屈せず

スパロボVトロコン

スーパーロボット大戦V、2周目クリアしてトロフィーコンプリート。

 

プレイ時間65時間半。1周目と合わせて160時間くらいは遊んだ計算。

 

最後の分岐を含め、1周目で選ばなかったルートを全てクリア。隠しキャラ、機体全取得、そして全83名のグレートエースを達成し、目標としていた項目は全部クリア出来ました。

 

全員グレートエースは大体40話くらいで達成してて、後は超強化したキャップ(主人公)無双だぜ!と思っていたら最後残り2話の所で加入したフロンタルが撃墜数48(80でグレートエース)で参りました。最後2マップで撃墜32稼ぐべく機体、パイロットともフルに近い所まで強化して何とか達成。本作はExC次第で際限なく行動出来るので、1マップどころか1ターン30機くらいはやれば出来てしまう。凡人がポイントで無理矢理強化されて戦場を平らげていく様はこれぞ強化人間という趣です。希望装置ジンネマンにも大分助けられた。

 

ということで1周目に輪をかけて自軍が強くなるので、1周目と変わらない強さの敵軍は紙のように蹴散らされるばかり。最後の分岐はざっくり簡単な方と困難な方に分かれていて、今回は困難な方を選択しましたが、簡単な方から敵のタイミングがちょっとアレンジされたくらいで言う程変わらない。ラスボスも1周目では超強かったけど、今あの相手なら簡単に押し切れるな…と思っていたら最後の最後で物凄い仕掛け方してきて仰け反りました。

 

「機体がフル強化されてる」程度では立っていることも出来ないので、パラメータを含めて最強近くまで育てていたキャップ、アンジュ、そして撃墜数稼ぐために強化人間になったフロンタルで対峙。最初全然削れなくて絶望感あったのですが、掘り進む内にレベルが上がったのか気力が上がったのかこちらが上回るようになり、結局3機が1ターンで押し切りました。つくづく本作は自軍が強いよな、というのと、これ1周目で突破するの無理じゃね?とも思う。

 

シナリオは1周目も綺麗に完結していましたが、困難ルートだともっと綺麗に大団円になった。ガンダムなんか顕著だけど、原作が「あそこで引き金を引かなければ」みたいな展開が多いなか、スパロボは大体その「引き金を引かなかった」展開になるのよね。なので読後感が爽やかになりやすい。やっぱり重ねて、ナデシコの話がいいなぁ。

 

ということでスパロボV完結。長く時間がかかったこととヤマトの長い航海が重なって、長大な旅が終わってしまった感じがある。非常に面白かったしSLGへの向き合い方が変わる一作でした。3周目もやろうと思ってたけどもう目標が無いのでVはここで終わりにして、次はXやるかなぁ。