GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

絶対ヒーロー改造計画終了

絶対ヒーロー改造計画、全エンディング揃えようと思っていましたが、挫折。

本作は全10話で、マルチエンディングを採用しています。その数18。なので、リストを埋めるためには、一番頭から最低18回プレイしないといけませんが、スキップ機能の不備がこれを妨げます。

敵の演出が一部を除いてキャンセル出来ず、特にボスの行動待ちが酷い。爆発する球体を5個配置されると、その爆発演出を5回分待たないといけない。

幕間のデモはスキップはあるものの読み込み自体は待たないとならず、ダンジョン1~2階ごとにデモが挟まり、一度見たデモも次の周回ではまた表示されます。

周回を重ねるごとに自分が強くなって、実際実プレイ時間は縮まるわけですが、相対的にこの辺のもっさり加減が増していきます。とにかく、周回することに対する配慮が皆無。

またそうやって収集したエンディングですが、基本的に1周目で見る物がベストエンドで、以降は枝葉のバッドエンドを拾って行く形。それらも別段面白く無い(全部見てないから中には面白いのもあるのかもしれないけど)。

やってて物凄いイライラしてる自分に気付いたので、止めることにしました。


それでもプレイ時間は100時間ちょっと。

やり込もうと思えばまだまだ出来ることは果てしなく、この点は流石「やり込みゲー」に定評のある日本一ソフトウェア。また従来の作品と異なり「育てる対象が一人だけ」なのが個人的にはよかった。この規模であっちもこっちも自由に育てられるよ、となると、自由度よりも面倒さが先に立ってしまう。

ゲームとしては、一周目ならテキストも楽しく読めるし、ちょっと変わったローグライクゲームと言えます。ただ色々小細工はあるもののやはり全体に地味な印象は拭えませんでした。