リズム天国ゴールド、何回やっても何回やっても「ピンポン2」が倒せ~ない~よ~。早いテンポとシビアな判定、曲が長い上に操作頻度が多い(ミスを誘発しやすい)。経験ではどうにもならずプレイヤーの集中力のみを要求する仕様。ネットに救済を求めるも、おおよそ「頑張れ」以上の事は書いてない。もう無理!バランスが悪い!馬鹿!知らない!
…と投げること数回、机に当たること2回、2度とやるまいと思っていた「DS本体に当たること」2回。遂に、パーフェクト、達成。
UUURRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!
件のピンポン2はあまりの難易度にそもそも後半まで持つ事の方が少ないのですが、持ったら持ったで緊張のあまり心臓は高鳴り、手は震え、全身に変な汗をかく始末。最後は自分の心音でボールの音きこえねーしw(実話) 終わったらガクッと力が抜けて、暫く動けませんでした。
一応、個人的なピンポン2のコツなど。まぁ、もう2度とパーフェクト取れる気はしないけど。
・123[4]123[4]...(4がはじくところ)として、タッチしっ放しで4だけはじくのではなく、3でタッチ、4ではじく、という操作にするとリズムを取りやすく大分安定する。
・ほんの僅かではあるが、判定は前側に甘い。逆に、後側はかなりシビア。ほんの、ほんの心持ち、早めを心がけるといいかも。
・高速ゾーンはむしろ判定が甘く、適当にやっても突破出来る。一番難しいのは遅い球。
・映像を見ると惑わされるから一切見ない心眼プレイが安定する、とは思うが、クリアした時はかなり真面目に球を追っていた。自分の心理的に安定する方がオススメ。
・最後は結局集中力。カドゥケウスで言うと「超執刀の重ねがけ」が発生するくらい集中すること。もっと集中するんだ!なんで諦めるの!熱くなれよ!
ということで、遂に、やっと、リズム天国ゴールドコンプリート!
ピンポンに余りに苦労したため前作よりゴールドの方が難易度が高い気がしていましたが、考えて見ると「モアイソング2」「ピンポン2」以外はせいぜい数回でパーフェクトを達成出来ており、ピンポンが飛び抜けて難しいだけで総合的には前作より易しい感じ。最初難しいと感じるステージでも、パターンを覚える、引っ掛けを知っているという「学習」によって大体克服出来る。むしろパーフェクト狙わないなら「簡単」と言ってしまっていいと思います。
面白かったか?と言われると、間違いなく面白かったです。が、前作が100点満点で500点くらいの偉大過ぎるソフトだったため、やはり見劣り感は否めず。各ゲームの印象、シャープさ、シュールさ、難易度の丁度良さにおいても、どうしても前作に軍配が上がります。「アイドル」「ブルーバード」「ショートライブ」なんかは好きですが。
純粋な「リズムゲー」だった前作に比べると、ゴールドは遊ぶのに技術を要する「音ゲー」寄りになったのだと思います。ですのでゴールドは前作の様にリズム感があれば(なくても)誰でも遊べる、「誰にでも薦められる」ソフトではありません。前作を経験し、より難しい物を!という人にはオススメ出来ますが、初心者がやるなら断然前作です。
でもゴールド、初週だけで20万本とか売れてるんだよな…。大丈夫かな。初めての人が遊んで「なんだこれクソゲー!」みたいなことになってないかな…。パーフェクトコンプリートさえ目指さなければ普通に遊べる良作だから、杞憂だといいのですが。
というかこの心配自体が筋違いで、私が飛びぬけて下手なだけで、購入した20万人の人はパーフェクト取るまで遊んで「丁度いい難易度だった最高!」と思っているのかもしれない。まぁそれならそれで。