GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

封鎖された渋谷で

428、開封。

弟切草から続くサウンドノベルの最新作で、特に「街」の遺伝子を強く受け継いだ、というか実質街の続編に当たるソフトです。街は一部で非常に評判がいい物の売上自体は振るわず。私も昔やりましたが、複雑なフラグ管理など凄い事をやっているとは思ったのですがお話にのめり込めず、「佳作」という評価に留まっています。続編428は随分評判がいいようですが、さて。

システムとしては街でほぼ完成していたため、大きな変更は無し。親切な用語解説、ヒントのお陰でサクサク進みます。今までザッピングと言っていた物を「ジャンプ」と言い換えているのは何故でしょう。ジャンプの方が分かりやすいからかな。個人的には、ザッピングの方がかっこいいと思います。

変わったところとしては、解像度の向上、ちょっとしたアニメーション(ムービー)の挿入、あと全体に演出はセンスがよくなっていると感じます。

主人公は刑事、フリーター、作家などでちょっと前作との繋がりを感じさせますが、各人の性格は(当たり前ですが)全く異なっています。特に作家は前作のダンカンがトラウマになるくらい重たい人だったのもあり、今作での軽さが際立ちます。刑事「加納」役は「仮面ライダーブレイド」でギャレンこと橘さんを演じた天野浩成。加納は428の主役扱いであり、ライダーファンとしては嬉しいキャスティングです。あと大石ひとみ役の子がすげー可愛い。笑った顔にやられた。

現在11時まで終わったところ。各人の絡みっぷりは街より濃くなってる印象。タマの中の人は出て来ないんだろうなー。あと、製薬会社の人はぶっ壊れちゃうんだろうなー。


Wikipedia見たら、久瀬刑事は街の「月曜日」の人らしい。覚えてねー。チンチコーレ!