GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

再評価

パタポン2、めちゃくちゃ面白くなってきた。

あまりに面白いので、ダウンロード版を購入。UMDパスポートを使ったのでお安かった(500円)。

パタポン2は開封自体は結構前に行っているのですが、2時間くらいやって「1と変わらないな」で放置していました。実際大筋では1と変わらないのですが、やり込みに報いる仕様になっていて、やればやるほど面白くなるゲームに変化していました。

前作ではモヤっとしていた"れあポン"の作り方が「進化系統図」として整理されたこと、各パタポンが「使い捨ての兵士」ではなく「個別に性能を持ったユニット」になったこと、パタポンの消滅が無くなったこと、素材の手に入る場所がほぼ明確になったこと、一度でも進化させたれあポンに自在に変身出来て「マスク」により大幅にパワーアップする不死身の部隊長「ひろポン」の存在。

「とにかくユニットを生産して、死んだら補充しながら進軍する」という前作に対して、本作は「自分の部隊を育てて望んだ形にする」という積み上げ型になっています。これによりやればやっただけ部隊を強く出来るし、強化の方向も自分で定められるようになり、「あの武器が欲しいからもう一回」というモンハン型のゲームに脱皮しています。そういや前作は「作り方もよく分かんないし、頑張ってれあポン作っても事故ったら消滅する」のが嫌でやり込む気にならなかったんだった。

特に強いマスクが手に入った時のひろポンの強まり具合は脳汁が出ます。やったことが一切無駄にならないので色んなことを試してみようと思うし、デスペナが無いので色々なパターンを試しやすいのも○。場所によって手に入る素材が変わるので序盤のクエストも捨てクエストになりにくい。マルチモードも(一人でやってるけど)4人がそれぞれのぱたポンに指示を出すという形が意外と面白い。

ざっくり言うと1から変わったのは「パワーアップ曲線の明示と角度上昇」「無駄になる行為の排除」くらいなのですが、それだけでこんなに面白いゲームになるとは思いませんでした。これだからゲームってのは侮れないぜ。


ロリポップチェーンソー、ステージ2まででパパのスコア越え。

失敗即死のミニゲームが本当に本当に冗長で邪魔なのですが、それ以外のアクション部分は実によく出来てる。ゾンビの群れが向かってきた時には「よし一気に倒してボーナスだジュルリ」という感覚を禁じ得ない。これ(ジュルリ)と斬り裂く手応えを味わいたくて何度もプレイしてしまう。