GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ゆうこなG

PSV 勇者のくせにこなまいきだ。G

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本作はPSPで展開していた「ゆうなま」シリーズのスピンオフ。「基本プレイ無料のスタミナ制3マッチパズルで、捕獲した敵を合成してパワーアップ」という恐るべきパズドラ臭ですが、これが世界観とゲーム性のアレンジによってかなりいい感じになっています。

まずゲームとしては、「キャラ獲得と合成がメインでパズルはオマケ」であるパズドラなんかと比べるとパズルの比重が重め。「ブロックからモンスターが生まれる、連鎖すると進化する、モンスターを沢山作って侵入者を撃退」という建付けで、あくまでもパズルがメイン。合成による強化にしても、モンスターの数も限られているし進化の天井も最初から見えていて、こちらもあくまでもパズルを有利にするための一要素。ランダムやや強めながら技術の比重も大きく、レスポンスがいいのもあってパズル部分は中々楽しい。

課金要素については、「基本無料」を謳ってはいるけど、無料だと1プレイするのに8時間待つことになり、よっぽど気の長い人で無ければ基本的にはスタミナを買うことになる。スタミナ回復にしても、倉庫拡張にしても、大体金銭が進行スピードとイコールになるようになってる。んだけど、「Gは"がめつい"のG!」「オカネでかいけつするのです!」と開き直っていて、世界観自体が人を食ってることもあってこれが実にらしくて嫌味になってない。

しかも、これだけカネカネ言ってる割に殆どの追加要素は廉価かつ買い切り。倉庫は買ったら増えたままだし、スタミナも「スタミナを買う」のではなく「回復時間の短縮を買う」形。「しっかり」を買えば以降ずっと1プレイ1時間になるし、その後「どっぷり(フリープレイになる)」を買うとしっかりとの差額が割り引かれる。ガチャみたいな無限に金を吸う仕組みは無くて、課金するにしてもかなり納得感のある支払い。

もちろんパズル部分の出来がいいのが前提で、これたぶん課金のバランスとか見せ方は相当気を使ってると思う。その甲斐あって私もどっぷり(フリープレイ)を購入。


影牢DP、ミッション70/100クリア。

プレイ時間78時間。ようやく後半戦に入ったかな。

ミッションは単純に敵が強いものから、即逃げする敵を追うもの、緻密な計算が必要なものまで本当にバラエティ豊か。特に後半に入ってからはトラップもアビリティもその1ミッション用にセットアップする必要が出てきて、30分で終わると「サクっと終わったな」と思うくらいの難易度。

頭を使っての組み立てが必要な一方で、ワー!ってやってるといつの間にかクリアしてることもあり、今の所難易度としてはいい感じだと思います。ただ難易度上昇に伴ってリトライ回数が増えるのと、ゲームの特性上リトライ性がかなり悪い(リトライするとトラップを設置するところからやり直し)、加えてローディングが長めなのが重なってジリジリ重たくはなってきています。

あと残虐値稼ぎは「サーキュラーソーの一発目だけ当ててプッシュウォール等で拾う」ことに気付かないとほぼ無理ゲーで、ここはもうちょっと気付きというか導線があってもよかったと思う。