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満つらざるとも屈せず

BulletGirls2トロコン

BulletGirls2、トロフィーコンプリート。

 

「トロフィーはしんどそう」と思っていましたが、本作のトロフィー設定は正に絶妙。ドロップマップがある程度絞れる下着はコンプ必須。ただし難易度が絡むスロット数は不問。数が膨大でドロップマップも絞れないマテリアルは不要。各ボスマップでSランクを取る必要はあるけど、条件が一気に渋くなるSSSまでは必要なし。「これ以上やるとめんどくさくなる」というポイントに線引きしていて素晴らしい。

 

ちなみに、恐らく最後に残ることになるユニーク系のキャラ顔がついた下着は、縞ニーソの敵からしかドロップしない様子。これを知ってるかどうかで相当効率が違うと思う。

 

あと今回全体に正常進化していてこれも素晴らしいのですが、評価への反映とスロット集めによって「脱がす」ことの重要性が高まった結果、脱がしにくい武器を使いにくくなってしまい、結局最後までバズーカ抱えて走り回ることになりました。前作みたいに最後は脱がす意味が無くなってしまうのも考え物なので難しいところですが。

 

前作でのよかったところを伸ばし、不満点を潰し、大きくボリュームアップした、前作を遊んだ人が「こういうのがやりたかった」と思える、正に正常進化した続編でした。面白かった。

 

BulletGirls2クリア

BulletGirls2、クリア。

 

岬守編、エルダ学院編をクリアし、追加の2シナリオもクリア。

 

終盤になるに従って難易度が急上昇し、敵は固くなるわ数は増えるわ、「吹っ飛んでる最中に追撃」みたいなことをナチュラルにやってくるわで大変でした。隠しキャラの「必殺技で全裸になる。全裸だと体力が常時超回復する」というスキルが無かったらクリア出来た気がしません。

 

後は収集系のトロフィーを残すのみ。と言ってもこれが量が多いしランダムドロップだしでしんどそうなんだよなぁ。

 

Quiet, Please!クリア

iOS Quiet, Please!

クリア。

 

プレイ時間は悩んだ時間を含めて2時間くらい。

 

本作はNostaticSoftware開発のアクション…というか、脱出ゲームの類かな。めっちゃ眠い女の子が安眠のために騒がしい家族を静かにさせるゲーム。

 

基本的には、騒がしい家族に適切なアイテムを使って静かになってもらい、全員静かになったらクリア。海外の話なので家は地下も庭もあってかなり広いけど、広いとは言っても家だから限界はあるし、正解を全部知ってて一直線にやると5分程度で終わるボリューム。英語のみだけどテキストは少ないし、単語調べながらなら大体雰囲気は分かる。

 

典型的なスマホの暇つぶしゲーって感じなのですが、主人公の女の子が眠るためなら手段を選ばないところがあって、無機質で荒い(表情が読めない)ドットも手伝ってなんか狂気的な雰囲気になっています。例えば、口やかましいお母さんは、ワインボトルを渡すと静かになる、とか。

 

ヒントが少ないのと英語なのもあって謎解き自体に結構苦戦したのですが、「うるさい父親が居て、手元に花瓶。ならこれで…」と思ったし、少女もそう考えてそうな節があって、詰まれば詰まるほど変な空気になりました。

 

BulletGirls2岬守クリア

バレットガールズ2、岬守学園編クリア。

 

本作はSHADE開発のTPS。コンセプトは前作と変わらず、「女の子がサバゲーやって、弾が当たると服が破れる」以上。シンプルで大変力強いコンセプトだと思います。


前作はハイクオリティなポリゴンモデル、部位狙撃による服破壊、60FPSで安定などコンセプトに徹した良ゲーでしたが、シナリオの短さやボリューム、ゲームバランスに難があり、荒削りな印象でした。

 

続編である本作は、まさに「理想的な続編」と言えるパワーアップを果たしています。

 

まずはライバル校の追加により、単純にキャラクターが倍近くに増えて、武器も多連装ランチャー、ガトリングガンなどが追加されています。前作では殆ど語られなかったシナリオもライバル校との絡みによって大きくボリュームアップ、伴いミッション数も倍増しました。

 

前作では各キャラクターに「得意武器」があり、これによって使用キャラクターが偏ってしまう問題がありましたが、今回は「得意な武器種のちょっといいやつを持ってる」くらいの扱いになり、キャラクター選択の縛りが緩くなりました。

 

どれを着ても同じだった服は「メイド服はカチューシャで頭も守れる」「スク水は手足は丸出しだけど体の防御力が高い」というように差別化。一方前作では下着と効果が直結していたため、着用下着は縛りを受けていましたが、本作では「下着にはスロットがあって、セットするマテリアルによって効果が変わる」ため、好きな下着を着られるようになりました。

 

前作ではコンプしてしまうと後は脱がす理由が無かった服は、脱衣数の戦闘評価との直結と、上記のスロット数がランダム付与されることで、常に可能な限り脱がせた方がいい物になりました。ダブった下着は売却されることで僅かながら資金にもなるエコロジーシステム。

 

アクションとしても障害物や谷間の自動ジャンプ、匍匐の自由化、前滑り撃ちや各キャラ必殺技の追加など便利にかつ多彩にパワーアップ。あと地味にお金の出入りバランスがかなりよくなってて、延々と稼がなくてよくなったのは凄く嬉しい改善点。

 

遠距離での敵の射撃精度の異様な高さがあんまり変わってないのは残念。

 

全体に意味が薄かった要素を有用化し、弱かったところを強化してボリュームを増加した、繰り返しになりますが「理想的な続編」という印象です。

 

Fairuneクリア

iOS Fairune

クリア。

 

プレイ時間3時間18分49秒。ちなみにiPadでプレイ。

 

本作はSKIPMORE開発のアクションRPG。元はブラウザゲーだったらしく、その後スマホに移植されて、現在は3DS版が2まで出てる。建付けは「敵を倒してレベルを上げ、謎を解いてアイテムを集め、ボスを倒す」と模範的RPGっぽいのですが、それぞれかなり簡略化されていて、触ってみると印象が異なります。

 

まず、敵と触れると「格上には一方的に負ける、同格はダメージを受けるけど倒して経験値が貰える、格下はノーダメージで倒せるけど経験値は貰えない」ということで、事実上敵の配置が導線であり、進行の壁となっています。「技術があれば進める」みたいな要素は殆ど無くて、格上がいるところは進めないし、同格のいるところは大体今進むべき道。

 

謎解きはシンプルながらそこそこ歯応えがあり、隠し方も見せ方も結構上手くて適度に頭を捻ることになりました。クリアタイムを見て分かる通りさほどボリュームは無いのですが、この短い時間の中で何度も閃きがあり、遊びの密度はかなり高かったです。

 

ドットも音楽も程よく「それっぽく」て、昔「シンプルで遊びが詰まった短いゲームを作りたい!」みたいなことを考えていたのを、理想的に実現した感ある。こないだ遊んだドランシアサーガもそうだけど、SKIPMOREのゲームはどうやらいい感じっぽいので、もう何作か遊んでみたい。

 

最後によくないところも。これはスマホなんでしょうがないんですが、やっぱバーチャルコントローラは思い通りに動かなくて非常にストレスが溜まる。あとこのゲームに限ったことではないのですが、「最後が今までと全然関係ないシューティングゲームになる」のはなんかの呪いなの?

 

P4G挫折

P4G、挫折。

 

プレイ時間26時間、進捗はゲーム内で6月20日まで。

 

自分のことなのでまた暫くしたら「ペルソナ5やりたい」とか言い出す気がするので、自分向けのメモとして書いておきますが、お前にペルソナは向いてない。

 

学校生活を送り、様々な経験をしながら敵とも戦うRPGで、常にやることがあるのは一見メリットなのですが、これに関してはTODOが多過ぎた。何十もあるコミュを成長させ、町の人の依頼をこなし、自身のレベルアップもしながら遊ばないといけない。ただでさえ限られた時間でやることが大量なのに、頻繁に挟まる強制イベントが貴重な時間を奪っていく。

 

雨が降ったらあれをやらなきゃ、夜になったらこれをやらなきゃ、本を読まなきゃ、月が変わったら…ととにかく追い回されて、日付が変わる毎に膨大な選択肢からたった一つを選択することに疲れました。

 

ペルソナは3以降この方針で成功したシリーズだし、決してつまらないということはないのですが、単純に私には合わない様子。

 

ドランシアサーガ購入、クリア

3DS Drancia Saga

購入、クリア。

 

本作はSKIPMORE開発の2Dアクションゲーム。見た目からの想像通り、元はスマホのゲーム。狭いフィールドに次々沸いてくる敵を倒して、お金を集めてレベルアップ、全8ステージを突破してラスボスを倒すことが目的。プレイヤーは常に剣を構えてて、敵に触れれば一発撃破。体を触られるとダメージ。操作は左右移動とダッシュ、ジャンプだけというかなりシンプルなゲームです。

 

攻撃を受けずに敵を倒すと連鎖数に応じてお金が増加、集めたお金でステータスを上げられます。が、進捗やステータスなど基本的に周回で積み上がる物は何もなく、LV1から一発挑戦してノーコンティニュークリアを目指すアーケードっぽいゲーム性です。

 

プレイヤーキャラは50人とか居てそれぞれステータス(上限)が異なる。レベルアップの際の上昇ステータスを表すスキルツリーも周回で変わるようで、「どこでレベルアップするか」「どこで回復するか」みたいな駆け引きもある。敵は一部理不尽っぽいハマりがあるものの、動きは単調で難易度はそれほど高くない。全編通しても30分もあれば終わるので、一人に王冠付くまで(ノーコンティニューでクリアするとそのキャラに王冠がつく)やりましたが、3回目のプレイで達成出来た辺り難易度はそんな感じです。

 

面白い!ということは無いけど、ドットや雰囲気が非常にいいので遊んでいてつまらなくはない、サクっと遊べてサクっと終わる、スマホにしてもかなりシンプルなゲームでした。