購入。
スバラシティ、スバラシティ達成
スバラシティ、評価"スバラシティ"達成。
プレイ時間6時間半。人口1469万人、AD2676年。
本作は元はスマホのアプリで、建物を大きくして街を発展させるゲーム。手数が年数、スコアは人口として表現され、出来るだけ長く、出来るだけ人口の多い街を作ることが目的となります。
ゲームとしては、アクション性は一切無い、制限時間も無い思考型のパズルゲーム。ルールとしては、5x5のマスに4色のパネルが敷き詰められていて、同色パネルが隣接していたらまとめることが出来、まとめる際にそのマスの建物がレベルアップします。建物のレベルが最大の10になると白色パネルとなり、これは白パネル同士でないとまとめられない。レベル10の建物をまとめると限界突破してより高いレベルとなり、それまでとは比べ物にならないスコアになるため、基本的には「如何に白パネルを沢山集められるか」という遊び方になります。
「パネルはまとまるけど消えない(まとめた建物が必ず残る)」「白パネルは一度まとめると二度と他パネルとくっつかない」ことから、必然的に手数が進むほど使えるパネルは少なくなってきます。これを打開するのが「市長」。市長を消費することで、任意のパネルを一つ消すことが出来るので、死にパネルや邪魔なパネルをこれで排除することが可能です。市長は100年経過するか、レベルの高い建物を作ると補充されるので、バンバン使って街を発展させるのが吉。
これと言って派手な演出や目新しいゲーム性はありませんが、とにかくルールが絶妙で、ついつい遊んでしまってどんどん時間を吸われます。音楽がやたら荘厳だったりオシャレだったりするので、ただのパネルである町並みにも妙な感慨が沸いてくるのもいい。「市長を消費」という語感の面白さも好き。
上記スコアを嫁に自慢したら、なんか5000万人都市作られたんで、追いつくとは思えないけどもうちょっと遊んでみるかな。
ピンチ50連発クリア
ピンチ50連発、クリア。
プレイ時間2時間3分19秒、リトライ321回。続けて二回目が48分21秒、116リトライ。
本作は次々と襲い掛かるピンチを掻い潜って進む横スクロールアクション。大岩から逃げてやっと飛びついた蔦に蛇がいて死亡、サメから逃げた先にまたサメが居て死亡、乗り込んだトロッコが壁に突っ込んで死亡と、様々なピンチが主人公を追い詰めます。
ステージはタイトルの通り短い区切りの全50ステージ。初見だと絶対避けられない罠も頻発しますが、ステージの区切りでオートセーブされてやり直し放題なので、死んで覚えて少しずつ先に進む構成。
マニュアルには移動、走る、ジャンプくらいしか操作が書かれていませんが、しゃがんだり泳いだりと割と色んなアクションがあって、これを探すこと自体もゲームになってる。罠のバリエーションはそんな多くないけど、組み合わせ方がかなり上手く、素早い操作が必要な場所、精密な操作が必要な場所、アイデアが必要な場所と遊んでて「似たような印象のステージ」は殆ど無い。これは地味に凄いと思います。
主人公の動作は軽快とは言えず、すぐ息切れしたり滑って落ちたりしますが、操作は結構きちんとしてて、慣れてくると流れるように動かせるようになります。二周目で物凄い縮まっていますが、初回では(解き方が分かった後でも)操作が難しかったところもスイスイ抜けられて、いいチューニングだと実感。
全体通して初見でも2時間とボリュームは大きくありませんが、練り込まれたステージ構成、意外とよく動く主人公、冗談みたいな曲(ピンチ~ピンチ~)と低予算なりにしっかり取捨選択して作ってあって、小粒だけどしっかり遊べるゲームでした。最後のリプレイもよかった。
TRUE REMEMBRANCE読了
TRUE REMEMBRANCE ~記憶のかけら~、読了。
プレイ時間3時間。
本作はいわゆる「ノベルゲー」なのですが、選択肢は一切無くテキストを読むだけ。辛い記憶を抱えて死んでしまうセツナ病と、その記憶を消去出来る記憶封士のお話。それなりに事件や謎もありつつ、基本的には静かな雰囲気でしっとりと展開します。低予算ならではの立絵のバリエーションやBGM、背景画像の入り方が往年の同人ゲーなんかを彷彿とさせます。
心に沁み込むようにいい感じに終わった…と思ったらおまけシナリオがまた凄い同人感でした。