GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ゴルフストーリークリア

ゴルフストーリー、クリア。

 

プレイ時間17時間。

 

本作はゴルフのゲームなのですが、あらゆる物事をゴルフで解決し、経験値を稼いでレベルを上げていく、RPG風の建て付けが特徴です。単純なゴルフの問題は勿論、幽霊騒ぎも殺人事件も全てゴルフで解決。

 

また、いつでもどこでもボールを取り出してショット出来るのも特徴。人にぶつければ個性豊かなリアクションが用意されています。勢いテキストは膨大な量になりますが、これを凄まじく丁寧に翻訳してある。これだけでなくローカライズは本当に丁寧で、ラップパートなんかは見てるだけで苦労が偲ばれます。

 

で本編のゴルフパートは、残念ながら出来がいいとは言い難い。まずは何と言ってもコース全体を見られないのが辛い。豊富でバラエティに富んだコースとトリッキーなギミックが沢山あるのに、確認できるのは着弾点周辺のみ。打って見たら間に木とかよくある。このせいでただでさえ難しいトリッキーなコースが更に難しくなってしまい、返ってストレスになっています。

 

それから、パットの情報量が少ないのも辛い。傾斜はかなり大まかにしか分からないし、同じ強さで打ってもやたら転がらないグリーンがあったりして、ちょっと長くなるともう入る気がしません。まぁこれは、ロケハンして掴んでおけ、という意図かもしれませんが。

 

もう一つ、パラメータ上げの難しさも困りました。本作ではレベルが上がるとポイントが付与されて、これをパワー、球筋、ミート、カーブ、スピンに割り振って能力を上げていくのですが、パワーを上がるとそれ以外の数値が著しく下がります。パワーだけは割り振り直しができますがそれ以外はポイントを入れてしまうと回収が出来ず、試行錯誤が出来ないとは言いませんがやたらやり難い仕様。

 

文句ばかり書いてしまいましたが、魅力的なキャラクターととぼけたストーリー展開、上述した部分以外はよく出来たゴルフ部分(ベストショットの手応えとかほんと気持ちいい)と、作り手の意欲を強く感じるゲームでした。

 

ロックマン11クリア

ロックマン11、クリア。

 

プレイ時間6時間、難易度ORIGINAL SPEC。

 

言わずと知れたロックマンのシリーズ最新作。ファミコン風ドットのシリーズ作や、ロックマンのようでロックマンでない少しロックマンなゲームは何本か出ましたが、ちゃんとしたシリーズとしてはかなり久しぶり。

 

今回のロックマンはいつもの武器吸収に加え、若きワイリーが作ったダブルギアを装着。これは一定時間ロックマンの性能を超強化出来るシステムで、パワーギアはショットが強くなり、スピードギアでは周囲の時間経過がゆっくりになります。個性的な敵8ボスも体力が減るとダブルギアでパワーアップ。個性付けとしてもアクセントとしても優秀なダブルギアシステムすごい。

 

難易度としては、ベースが難しめの調整で、これに万能のダブルギアが加わり、トータルでは易しめな感じ。残機もE缶もほぼ買い放題なので、そういう調整なのだと思われます。まぁ簡単と書きつつ、イエローデビルではE缶4本飲んだんだけど。

 

久しぶりに発売されたロックマンが、ちゃんとロックマンだったことが何と言っても嬉しい。今回インティクリエイツの名前が無かった気がするのですが、まさか内製?

 

それにしても若い頃からダブルギアを開発し、100年後にも通用するゼロをも作ったワイリーほんま天才。

 

セレステB面終了

セレステ、イチゴ全取得、隠しハート全取得、B面全クリア。

 

プレイ時間24時間40分、死亡回数5203回。

 

「インターネットには頼らなかったぜ!」と言えるとカッコよかったのですが、隠しハートが半分くらいどうしても見つからず、攻略情報見てしまいました。無念。

 

B面は裏ステージに当たるもので、各ステージのギミックがよりテクニカルに襲いかかります。ただこれもまた、メチャクチャ難しくて、飛んでる針の穴を連続で通すような操作を要求されるものの、頑張れば出来る調整なんだよなぁ。

 

特に最後のコアBは、技も勘も運も必要なステージ構成。技術、勘、集中力、反射神経、忍耐力も総動員して、自分のゲーマー人生の集大成の様相。最終面であることもあってクリア時には文字通り山を登りきったような達成感がありました。達成感を感じるような山を登ったことないけど。

 

で震える体と心地よい疲労感と共に画面を見ていたら、「全ステージにゴールデンストロベリーとC面を追加しました」マジかよ…。

 

一応どちらもチャレンジはしたのですが、ここまでとは違って全く出来る気がせず、俺の登山はここまでだぜ。