GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ぼくらのサマーウォーズ

金曜ロードショーサマーウォーズ」視聴。

どう見ても「ぼくらのウォーゲーム」だったので、ウォーゲームを見直したあともう一回サマーウォーズ見てからの感想。


ウォーゲームでは端末や回線を探し回る描写がありましたが、サマーウォーズでは既に普及したあらゆる端末からOZへのアクセスが可能であり、インフラの整備がこの10年で急速に進んだことが分かります。

またウォーゲームでは「バグから生まれたデータを食べるプログラム」という曖昧な設定でしたが、サマーウォーズでは「ハッキングAIが、現実世界と等しい権限のOZアカウントを奪うことで事件を起こす」ことになっていて、より説得力のある描写になってる印象。事件のプロットは両者大体同じで、「カウントダウン」もどっちもある。

「白背景に赤い縁取り」というデジタル世界の描写はどちらも共通。ウォーゲーム見たときも「デジタルっぽい」描写だと思いましたが、10年経った今見てもやっぱりデジタルっぽいのが凄い。

ウォーゲーム最大の突っ込みどころ「メール受信すんなよ」みたいな違和感は、サマーウォーズでは感じませんでした。警察のにーちゃんが居なければ半分で終わった話だろ、とは思いましたが。一番盛り上がる見所が「こいこい」と「暗算」ってのは凄い。絵的に盛り上げようが無いはずなんだけど、話の流れでちゃんと盛り上がって見える。

あとサマーウォーズはテレビ用の編集版だからか、話の流れがなんか急だなと思ったところがチラホラありました。フル版も見てみたいなー。