購入。
本作は台湾製の音ゲー。横棒が上下に往復して、棒と重なったマーカーをタッチしたりスライドしたりするという「判定バーが移動する」タイプ。台湾製だけど日本語の歌がチラホラ入ってるのにまず驚く。
判定バー移動タイプの音ゲーはタイミングが分かりにくくなることが多い。本作もその例に漏れず、折り返し箇所付近のマーカーはかなり分かりにくい。ただ、かなり判定が緩いので遊ぶのには支障なし。
音ゲーとしては無難な作りで突出した物は感じませんが、IFや音楽、演出は素直にかっこいいと言えます。DJMAXもそうだけど、アジア産の音ゲーは「気持ちよくカッコよくプレイする」ことが主で、日本製みたいにストイックに「競技」してない。競技物も好きだけど、本作みたいに単純に気持ちいいゲームも楽しい。
本作が変わってるのは曲のアンロック方式。Cytus100万ダウンロード計画と称して、10万ダウンロード毎に10曲が追加され、順調に行けば最終的に100曲オーバーになる予定。口コミでの集客効果を狙い、またそれが購入したプレーヤーにフィードバックされる面白い試みだと思います。有料アプリだけど、ガチャ一回いくらよりは好感が持てる。裁判所まで持ち出してダウンロード数の公証を約束してるのも面白い。まぁ台湾地方裁判所ってのがどれくらいの信頼性なのかは私には分かりませんが。
ボリュームは現時点でもかなりあって(40曲くらい)、今後順調に行けばまだ増える予定。あまりガツガツやり込まず、気が向いたら遊ぶにはいいゲームだと思います。
