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満つらざるとも屈せず

ベヨネッタ2クリア

ベヨネッタ2、クリア。

 

難易度NORMAL、プレイ時間15時間。2日前に開封したのですが、始めたら面白くて一気に遊んでしまいました。

 

本作はプラチナゲームズ開発の3Dアクション。数日前に1を遊び終わって、そのままの勢いで2も始めました。なので1との差を中心に記載します。

 

まずはグラフィックの進化が目を惹きます。大きく異なるのは表面のテクスチャ処理。皮膚の毛穴(状の影)や皮素材の質感、刺繍の糸感などがプラスされて存在感が増しています。1も相当綺麗だと思いましたが、こうして見るとツルッとしてたんだな。敵味方の造形にモールドが増えたのと、全体にコントラストが上がって鮮やかに見える気もします。

 

アクションとしては、直前回避によるスロー効果と多彩なコンボを中心としたスピーディで手触り切れ味のいいゲーム性はそのままに、魔力を消費して一時的に全攻撃が強力になるアンブランクライマックス(UC)が追加され、更に派手に攻撃的になりました。ゲーム中頻繁に発生することになる連打がかなり簡単になってるのと、スローに出来ない敵の削除、そして体感としては敵の攻撃予兆が分かりやすくなってて、前作からより派手に、より快適に、よりスピーディに遊べるよう調整されています。カッコいいロボットにも乗れるし、レースやシューティングも常識的な長さになってる。あと全体に難易度が下がったと感じる一方コンボの評価基準が変わって全然伸びなくなってるんですが、これはプレイヤーの学習で伸びるようになるかな。

 

地味なところですが、収集物がかなり減ってるのも変化点。カラスもヘイムもありますが、数がグッと減ってるのと難易度別の配置も無くなり、一周終わった時点で(意識して探したとは言え)この他も含めてフィールド上の収集物は99%完了しています。これを快適になったと見るか物足りなくなったと見るかは微妙なところ。

 

シナリオや演出面では、天使が相手だった前作から、今作では悪魔とも戦うことに。派手に大きくしたい意図は感じますが、やりたい事だけを全部ギュウギュウに突っ込んだ前作と比べるとやはり「前作」と言う縛りに苦しんだ感はあり、全体のスケール感は縮小したように思います。「若本の次は子安かよ」と初っ端笑いましたが、進めるほど子安はいいキャラで好きになりました。前作のキャラは大半が続投していますが、ベヨネッタを中心にみんな見た目が大きく変わってるのもらしくていい。

 

その他、UCを活かすために敵の体力が多めで通常の攻撃だと削りにくいこと、UCが魔力を大量に使うため、その他の魔力を使う行動が取りにくくなってることに、追加システムバランスの難しさを感じました。

 

色々書きましたが前作を踏まえてのシナリオは強い牽引力があり、舞台もどんどん変わって目にも楽しく、キレキレのアクションの楽しさは勿論折り紙つき。2日でクリアしてるのが心底楽しかった証左と思います。

 

この後もまだまだ遊びます。ざっと調べたら追加要素の条件は大体前作と同じっぽいので、大体前作と同じくらいは楽しめるはず。あとマルチて遊ぶモードがありますが、これは遊べるか未知数。