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満つらざるとも屈せず

ベヨネッタ3ピュアプラチナ

ベヨネッタ3、全チャプターピュアプラチナ獲得。

 

プレイ時間65時間、難易度STANDARD。

 

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本作は過去のシリーズと異なり、各VERSEの評価が後戻り無しの積み上げ型になっています。一度ピュアプラチナを取ったVERSEはその後は低い点を取ってもスルーしてもOK。なのでピュアプラチャレンジは難易度はともかく、やればやっただけ少しずつ、しかし確実に埋まっていくマス埋めゲームになりました。

 

とは言えピュアプラチナ評価というのはコンボ、タイム、ノーダメージの全てが揃わないと取れない最高評価。今回遊んでて実感したのは、ピュアプラチャレンジはコンボを切らさず戦うことも重要ですが、何よりノーダメージのために「チクッ」を避けるゲームであるということ。

 

ベヨネッタという敵の攻撃の激しいゲームの中で攻め続けながらすべての攻撃を避けるのは容易ではないことのはずですが、今回のベヨネッタはこれまでに輪をかけて強いので実はそれほど難しくはありません。魔獣の強力な怯み効果のお陰で攻めまくると敵が固まり勝ちなこと、魔力が増えてバリア(ブーリーの守護蝶)が長持ちするようになったこと、アイテムをジャブジャブ使えば事実上無敵(アイテム使うとコンボ切れるけど)でいられること。つまり戦闘開始と同時にバリア張って攻めまくると大体のVERSEはピュアプラが取れます。ただし、これは万全のベヨネッタの戦闘だけの話です。

 

魔獣を呼べない閉所での戦闘、装備や条件が制限されるヘイム、武器と魔獣が限られる上にウィッチタイム発動条件が厳しいヴィオラでの戦闘、そもそも装備という概念が無い魔獣ステージなど、多くのステージでは上述のフルスペックを発揮出来ず、大体こういう所で苦労することになります。なりました。

 

特に大変で印象深いのは以下。★の物は攻略情報を書いたので最下部に載せます。

  • CHAPTER1 VERSE5:怪獣の川下りで柱避ける所★
  • CHAPTER9 VERSE11:鳥に乗って纏わりつく雑魚を撃つ所。全然安定しなくて、抜けた時も何かの偶然みたいな感じだった。
  • CHAPTER10 VERSE8:ヴィオラでのストライダー戦。何度も戦って攻撃予兆を覚えた上で、きちんとウィッチタイムを発動させられないと厳しい。
  • CHAPTER11 VERSE5:不可視ミュラス(巻貝)戦。バアルで雨降らして突破。
  • CHAPTER12 VERSE5:着地しないチャレンジ。生存だけだとコンボが足りないので低空で雑魚を殴りつつ飛び続けないとならない。
  • CHAPTER12 VERSE9:オペラ★

 

この他直接難易度とは関係ありませんが、ヴィオラのコミカルで冗長な演出が繰り返すには辛かったです。尻に火が着いて水場に飛び込むとか、砂漠で迷ってボヤきながら延々彷徨うとか、ベヨネッタでは出来なかった演出で初見は楽しいのですが、チャレンジのために繰り返している中でスキップ出来ないで何度も見るのはダル過ぎる。そもそもヴィオラはスペックとしてベヨネッタに劣るのでまずチャレンジ自体が難しく、ウィッチタイムも発動しにくく「チクッ」も避け難く、気分の上下が激しくセリフもヤンチャ感があり、そして演出のダルさもあってトータルでどうしても印象が悪くなってしまいました。

 

ということで悪い点もありましたが、全体としてアクションが滅茶苦茶気持ちいいゲームなことは間違いなく、ピュアプラチャレンジは本当に楽しく気持ちよく遊べました。今回プラチナチャレンジには何ら特典が無く遊ぶ必要は無かったのですが、このチャレンジの間が一番楽しく、そして本作が優れたゲームだと実感する時間でもあったので、挑戦してよかったなと思います。

 

これでベヨネッタ3、そしてベヨネッタシリーズが終了しました。シナリオとしては色々あって悲しい終わりとなってしまいましたが、シリーズ通してアクションの切れ味、爽快感、そしてベヨネッタというキャラクターの魅力は揺るぎ無く、遊んでよかったと思える傑作でした。

 

CHAPTER1 VERSE5:怪獣の川下りで柱避ける所攻略

ゴモラに乗って疾走するVERSEの終盤、川面で柱を避けるところ。

  • 基本的なスタンスとして回避やジャンプではなく位置取りで避ける。回避(ZR)中は左右に動けないし降り際の隙が大きいので適当な回避はNG。柱、橋脚の間を通る位置取りをする。
  • 一番最初の柱は降りてすぐ目の前で、見てから避けるのは難しい。川に降りる時の大ジャンプ時点で中央やや左に構えて置くと当たらない。
  • 低い橋の橋脚はどれも中央をくぐるのが良さそう。
  • 間2回の小ジャンプ演出を区切りに頭から1、2、3として、2の橋の中央を潜った後は目の前が柱群になるので、ここだけ回避(ZR)する。

 

CHAPTER12 VERSE9:オペラ攻略

バアル・ゼブルの歌で敵を迎撃するパート。音ゲー

 

敵配置(譜面)自体も難しいけど、何と言っても飛んでくる敵が見え難いのが辛い。動きがトリッキーで背景とも紛れ易く、ダメージを受けても何が悪かったのか分からない。譜面が見えなくてアドリブが効かず、正解が分からないから繰り返しても上達しない音ゲー、これはキツイ。

 

色々試したけど、これ結局正しい譜面が分かってないと攻略は無理だなと思い、譜面を起こしました。プレイして動画取って目と耳コピで譜面に書き込み、譜面を元にプレイして誤りを修正。こういう作業は初めてで大変でしたが、綺麗に譜面が出来て、実際その通りにゲームが動作するのは攻略してる感があって楽しかった。最終的に画面を見ずに譜面と音だけでピュアプラチナ取れたので、内容は合ってるはず。

 

以下注意点。

  • ③-4:3匹目だけ少し早い。感覚が騙されやすい。
  • ⑤-5:突破にも譜面起こしにも一番苦労した所。切り替わりが速いがカーソル移動が速すぎると元位置の敵を取りこぼす。2音ちゃんと聞いてから切り替える必要がある。
  • ⑥-3:4連符ずつと見せかけて真ん中だけ5連符。意識して+1音待つ。