GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ゴーストトリック面白い

ゴーストトリック、面白い。

やってることは殆ど逆転裁判まんま(主人公は御剣ベース、リンネは真宵ちゃんっぽいし、ポメラニアンの性格なんかはまんま「はみちゃん」)なんですが、各要素が上手くブラッシュアップされていて、見え方が大分違っています。

演出はアニメーションを取り入れたことでよりダイナミックに。「踊りながら階段を上がる」とか逆転裁判では不可能だった演出。またリアルタイムになって、「自転車が側を通った時に」みたいなタイミングも重要になりました。蘇る逆転の「記録映像の特定の箇所を指摘する」を更に拡張した感じ。

何度も表示されることになる台詞は、最初に吹き出しが表示され、それをタッチすることで読む形に変更。読みたくないならタッチしなければ表示すらされない。逆転裁判では台詞飛ばしがかなりストレスだったので、これはかなり便利。

主人公はゴーストなのでなんでも出来ると思いきや、かなりの制約付き。物に乗り移れるけど、近くの物じゃないと駄目。電話線を伝って移動出来るけど、電話が通じてないと駄目。更に相手の番号が分からないと移動出来ない。

どこかのインタビューで、主人公がゴーストなのは「システムありき」だと語っていた通り、全体として主人公がゴーストであることで生まれるゲーム性となっています。例えば電話が壊れると、それだけで閉じ込められてしまいます。で、そこから壁抜けして隣の部屋の電話使ったり。

掛け合いも流石の軽妙さで、メイン以外のテキストもいちいち面白い。キャラクターの反応を見たくて、ついつい必要無い所まで調べてしまいます。ポメラニアン可愛い。ゲーム全体で一晩の話なので、テンポよく進むのもいい感じ。

唯一気になるのは、携帯電話が出てこない(存在しない?)こと。黒電話、公衆電話が随分沢山あるので、明記されてないけど、時代設定が古いのかもしれない。でもデカいテレビとかヘッドホンとかあるんだよなぁ。というか主人公が「顕微鏡」「オルゴール」に対して知らないっぽいリアクションをしてて、もしかするとこれも伏線?


SPLOSION MAN、難易度「ハードコア」で開始。

とりあえずレベル1をクリア。前にも書きましたが、ハードコアでの変更点は「体力が1(ダメージ即死)」「チェックポイント無し」の2点のみ。ステージ構成も敵配置も全く一緒。

なのに、この難しさ。罠を抜けるだけならそんなに変わらないのですが、敵機械が沢山出てくるステージの難易度上昇が著しい。1-12とかレベル1なのにちょっと投げそうになりました。