GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ばびっちゃうよ?

Never7、メインのシナリオを全終了。約26時間。

基本は恋愛アドベンチャーなので、各ヒロインの好感度を操作して、いわゆる「そのヒロインのルート」に入る形になります。殆どのヒロインは展開がある程度パターン化されていて、最初は驚いても終盤になるとプレイヤーもその展開に慣れてきます。はいはい同じ展開同じ展開…と思ってたら、最後の一人でこれを大きく揺さぶられて驚きました。

実は嘘でした!と見せたあとで、「私は『嘘をついた』という嘘をついたけどそれは私の嘘かもしれない」みたいな、おーいどれがホントやねん!ということで終盤はグイグイと引き込まれました。終盤話変わり過ぎだろw

お話は「想像の余地がある」程度に真実をボカしていて、終わった後でアレコレ考察するのが面白い作品です。インタビューを読んだら、諸々の答えは「ユーザの皆さんにお任せします」だそうで。

あと遙の声優凄過ぎる。全然分からんかった。川上とも子も上手過ぎる。

しかし、本作はかなりリメイクされているのですが、最初のバージョンではこの「最後の最後」のシナリオが無かったらしい。それじゃ魅力が半減、いや1/4くらいになっちゃうなぁ。最後の仕掛けでかなりやられたので、この作品の評価が一気に上がりました。★つけとく。

それと残念なのがCGのクオリティ。立ち絵、イベントグラフィックともクオリティがバラバラで、総じてあんまり上手く無い。特に最後の最後のCGのデッサンが狂ってるのは、折角の感動が台無しに…。