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満つらざるとも屈せず

リッスン!

ゼルダの伝説 時のオカリナ3D開封。

本作はロクヨンで発売された「時のオカリナ」のリメイク。骨子のストーリーや仕様はそのままで、ポリゴンの基本構造も変わってないけど、テクスチャが綺麗になってて、一部環境マッピングなんかも使ってる。

当時「時オカ」を遊んで一番印象に残っているのが、初めてハイラル平原に出た時の感動。「空が高い!世界が広い!」と感じて、数少ないロクヨンユーザーの知り合いと「ハイラル平原広いよな!」って話していました。で本作でもそれを期待したけど、流石に当時みたいな感動は無かった。

とは言えZ注目やオートジャンプなど(もう語られ尽くしてる感はあるけど)3Dアクションとしての完成度が非常に高く、まして「周囲に同様のソフトが無い」という当時の状況を考えるとこれは驚異的な完成度。3Dアクションで「敵が頭上を飛び越えて攻撃してくる」という動きを、プレイヤーに違和感を持たせずに遊ばせるってのは凄いことですよ。

あとジャイロの使い方が在り来たりだけど結構楽しい。視点変更時、パチンコや弓矢を構えた時など、主観視点になるとジャイロで視点操作が出来て、これが意外と違和感がない。

で実際遊んでて感じるのが、プレイ密度の高さ。アイテム取得で行動範囲が広がり、探索や収集要素があるソフトを「ゼルダ系」とよく言うのですが、流石は本家というべきか、次から次へとやりたいことが出てきて全く衰えず、密度の高さはピカイチ。作る側の「とにかくなんでも突っ込め!」みたいな気合を感じます。馬前提のマップのため馬がいない現在だとハイラル平原が広すぎるので、早く馬出てきて欲しい。