GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

ピクミン4終了

ピクミン4、終了。

 

プレイ時間46時間。クリア後も同じくらい遊んだ計算。

 

クリア後は任天堂の「最初にこのコンテンツを作って、それから難易度落として本編作りました。これが本当のダンドリです。」と言わんばかりの高難度コンテンツの目白押し。ややファジーでも平気だったこれまでと比べ、「作業の優先度」「適材適所」「作業分担」そして何より「やらない作業の見極め」を厳しく求められる印象です。

 

優先度を間違えると押し潰される夜の探索、必要な作業だけを削り出していくダンドリ仙人の課題など、考えて試す事で少しずつしかし確実に効率が上がっていく感覚はまさに本作の醍醐味と思います。

 

一方でアドリブとアクシデントに翻弄されるダンドリバトルは私がピクミンに求める物と乖離があって好みでない。特にラストは相手が強い、状況が難しい、地形が相手有利になってるときて評価以前に全然勝てなくてイラつきました。ピクミンはカーソルの操作にクセがあるので、一部の多数戦闘課題とかでも「思い通りに動かせない」ことで失敗するのは本作の今ひとつな点。

 

このあたりもあって、全コンテンツをクリアはしたけど、全プラチナまでは気持ちが続きませんでした。

 

全部遊んだ感想としては、これまでのピクミンの要素を集めて昇華した本編に加え、各要素に特化したチャレンジコンテンツ、逆に拡張要素を削って昔のピクミンに近い手触りにしたオリマー遭難記など、ピクミンで遊べる体験を全部詰め込んだ「決定版」という印象です。オッチンが便利過ぎて続編で居なくなると凄いストレスを感じそうですが、これからまだ広げるには複雑になり過ぎてしまった感じもあり、次のピクミンがどうなるのかは気になる所です。