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満つらざるとも屈せず

ピクミン4クリア

ピクミン4、クリア。

 

プレイ時間22時間半。ここまでで行ける所は全て100%達成。

 

今回のピクミンは、本編は脱出までのタイムリミット無し、収集物は「オタカラ」で2に近いスタイル。しかし随所で「ダンドリチャレンジ」が設定され、1寄りの一定期間での手際の良さも必要になります。

 

ピクミンは元々如何に効率よく高密度で一日を過ごせるかというゲームで、一プレイが長くなりがちでしたが、本作では「ダンドリバトルの間は時間経過しない」「地下では時間経過が遅く、一日が終了しない」という仕様により、更に一日の密度を上げられます。一プレイの長さから遊ぶのに腰が重い部分もありますが、タスクを詰め込んだ一日を過ごせると達成感があります。

 

今回は更に「夜の探索も出来る」と聞いてどんだけ一日に作業させるんだ、と思っていましたが、夜は完全に独立した別ゲームになっていて、また遊び方の如何に関わらず一プレイで一日消費という仕様でした。ほっとしたような残念なような。

 

ゲームとしては、大量のタスク、多種のピクミンの使い分け、初見殺しの多い仕掛けや敵など、「設定された難易度」はやや高めと思います。しかし強力で万能の相棒オッチンや、殆どの敵に大きな隙を作れる氷ピクミン、そしてなにより「いつでも時間を巻き戻せる」という機能により、プレイ難易度は歴代イチ易しくなっています。私も最初は「いきなり出て来た敵に一瞬で隊列の半分喰われるのがピクミンだろうが!」とか思っていましたが、いざ実際にやられるとやっぱ巻き戻しましたね。今回はダンドリチャレンジなんかで試行錯誤することも多いので、巻き戻しはプレイ効率とストレス緩和にかなり有効。実装には葛藤もあったと思いますが、入れて正解の機能だったと思います。

 

脱出のためのオタカラ集め、マップをショートカットするための建築という従来の要素以外に、大量の遭難者の救助、救助者から科されるミッション、プレイヤーやオッチンの強化開発、上述のダンドリチャレンジやダンドリバトルなど目先の目標が沢山あるのも今回の特徴。ずっとやることがあって、タスクに引っ張られてずっと遊んでしまいます。

 

クリア後には追加マップ、追加救助者、また1にかなり近い「限定された条件、装備で規定日数内に脱出を目指す」モードも追加され、まだまだ遊べる模様。というかこれまではダンドリチャレンジも最高難度のものは無く、これからが任天堂の本気っぽい。