GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

アグレッシブモンハン

モンハンX、序盤の感想。

プレイ時間16時間。

今回の大きな特徴は「スタイル」と「狩技」の導入。スタイルは動き方のベースが変わるもので、今まで通りのギルド、狩技を一杯使えるストライカー、ジャンプが出来るエリアル、ジャスト回避(防御)から反撃するブシドーの四種類。狩技はいわゆる必殺技で、攻撃で溜まるゲージを消費することで強力な攻撃や防御などの特殊動作が可能。「クロス」という非ナンバリングのお祭りソフトだからか、モンスターやフィールド、村とその住人も今までの物がこぞって登場。イヤンクック先生もお元気そう。

「モンハンにジャンプと必殺技が増えた外伝」ということで、今風の相当カジュアルなゲームになるかと思われましたが、実際の手触りは完全にゴリゴリでいつものモンハン。で、いつものモンハンに上記要素が増えたことで「要所に特殊動作を差し込めるモンハン」という雰囲気です。

例えば、私はランス(ブシドースタイル)で遊んでいますが、ランス自体は今まで通り強力なガードと刺突でチマチマ削る良くも悪くも堅実な武器で、頑強で負け難いですが特に前方への突破力が弱く、立ち回りが悪いと削り切れないことも。

ですがブシドースタイルでは、敵の攻撃をギリギリでガードする、いわゆる「ジャストガード」があって、ジャストガードすると仰け反り無しで即反撃が可能。なのでブシドーランスは(ジャストガード出来れば)敵の攻撃全てがこちらの攻撃機会(咆哮や電撃すらも)となり、手数が一気に増加。「ジャストガードだと押し込まれない」のも前進が遅いランスには有り難い。でジャストガードで張り付いてゲージを溜めて、敵が怯んだところで必殺の狩技!というように、過去作からは考えられないほどアグレッシブな立ち回りが可能です。

この爆発力は今までのランスは決して持ち得なかった物で、遊んでて物凄い面白い。苦手だったドスガレオスとか飛び出しも体当たりも全部カウンターの餌食。普段は苦手なフルフルの電撃にもカウンターを狙って飛び込んでいく方向。ナンバリング作品でないからこその冒険だとは思いますが、これでモンハン5が出てカウンター無くなったら遊べる気がしない…。

それから、採取や剥ぎ取りの際にしゃがんでから連打(立ってると終了動作にロスが出る)はモンハンプレイヤーならお約束かと思いますが、今回は連続採取がボタン押しっ放しで可能になった上、連続採取中は勝手にしゃがんでくれる神仕様。実際やってみると採取のストレスが大幅に軽減されていて好感触。というか今となっては「採掘するときにピッケルを選択」とか「これ以上採取できないようです」とかもう信じられないな。