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満つらざるとも屈せず

ゼルダ無双オブザワイルド終了

ゼルダ無双オブザワイルド、達成率100%。

 

プレイ時間92時間半。

 

これまでの無双は大量の敵が紙のように吹っ飛ぶ感覚でしたが、今回は敵側にも厚みを感じ、岩盤を削り取るような手応えがあります。雪崩を打って襲ってくる大量のガーディアン、雑魚の攻撃もまとまってて油断すると死ぬ。敵は多く強い、しかし味方はもっと強く、互いに死力を尽くした総力戦の趣。最終的にリンクはレベルカンストまで上がり相当強くなりましたが、やっぱり死ぬ時は死ぬ。

 

敵のバリエーションは決して多くないと思うのですが、あんまり飽きを感じないのはなんでだろう。固有の名前のある敵が少ない分、無双にありがちな「味方が襲ってきたけど彼はそんなことする人じゃない剣を交えれば分かる」「負けたけど死ぬわけにいかないここは引きましょう」と言う展開が殆どないのはいい点。

 

プレイアブルキャラクターは多いとは言わないけど結構増えました。どのキャラクターも強いし個性的で動かしてて楽しい。で今回個別の武器育成があるのですが、育てるコスト(金も手間も)が重めなので「これにしよう!」と決断して育ててると、散々育てた後で手に入った武器の基礎値がより高かったりして中々にやり辛い。個性的なキャラクターと、特にリンクは多彩な武器選択と重たい育成要素が噛み合ってない感があります。

 

シナリオ中に華々しく参戦した新規キャラが、所持する初期武器が弱過ぎてまともな火力が出なかったりもしているので、武器はもう少しドロップに寄せて育成は薄めでもよかったのではと思います。ただ大量のDLCでアホほどボリュームがあった既存作と比べるとエンドコンテンツの少なさは否めず、最終盤に加入したキャラクターはあんまやる事が無かったりしているので、その辺をフォローするための重たい武器育成かなとも思います。

 

あとは神獣戦でメドーだけやたら難しいのはなんなんだ。

 

と言うことで武器育成の重たさが少し気になりますが、それ以外は文句無しの傑作でした。ブレスオブザワイルドの世界観、モデリングで無双が遊べるだけでも楽しいのに、遊び応えのある独自のゲーム性も備えていて、アクションとしての手応えもよく文句の付けようがない。遊べてよかったと思える一作でした。

 

ゼルダ無双オブザワイルドクリア

ゼルダ無双オブザワイルド、クリア。

 

プレイ時間76時間半。

 

先の気になるストーリーは、意外性としては5章の終わりがピークで、最終的には無難な落とし所かな。展開は大きく盛り上がったので、変に捻らずにこれでよかったと思います。こまけぇこたぁいいんだよ!

 

なんやかんやあって無才の姫の力が発現するのですが、それまで弱気だった姫様が発現の瞬間からカリスマ指導者になったのは笑った。耐えて耐えて耐えて耐えてからの待望の力の発現、しかも厄災と殴り合える大きな力なので、姫様が多少イキってしまうのも仕方ないと言える。

 

クリア後もまだ話がありそうなのでまだ遊びます。

 

ゼルダ無双オブザワイルド5章クリア

ゼルダ無双オブザワイルド、5章クリア。

 

プレイ時間44時間半。「体験版を楽しんだソフトは本編で乗り切れない」という経験から来る懸念がありましたが、全くの杞憂でした。

 

シナリオは、ブレスオブザワイルドの100年前、厄災復活直後の時点から謎の小型ガーディアンが過去に転移し、ゼルダに厄災の復活を伝えるところから始まります。ブレスオブザワイルドに繋がる過去の話ということは頑張っても世界は壊滅してしまうと思われますが、今回はゼルダ達が予めそのことを知っていて行動するので、どうなるか?というストーリー。現在5章が終わりましたが、「そうきたかー!」という展開で凄いテンション上がった。無双でシナリオの続きが気になるのは初めてかもしれません。

 

この「未来から来たガーディアン」もとても便利な存在で、彼(?)がいる影響で"シーカーストーンの力が増幅"され、"シーカーストーンを持っていなくてもシーカーアイテムを誰でも利用可能"になる万能ぶり。他のガーディアンを起動・使役したり、彼無くしてこのゲームは成立しません。

 

プレイアブルキャラクターは現時点で心配してたよりは増えました。四英傑以外で序盤に増えるのが微妙な人選で先行きが心配でしたが、ちゃんと驚きのあるキャラクターが追加されて一安心。キャラクター毎の差別化もかなり顕著で、強さ使いやすさも操作感もかなり異なります。原作通り「無才の姫」として無力感に苛まれるゼルダですが、研究者としてシーカーストーンの真の力を引き出せるため、実際戦うとかなり強い。また当初「スタンダードで地味」と感じたリンクは、これも当初地味に感じた「矢」の有用性に気付くと一気に楽しくなってきます。流石退魔の剣の勇者。他のキャラクターも上手く立ち回ると爆発力のあるキャラばかりでどれも操作してて楽しい。ミファーのダッシュが完全にルト姫なの笑う。

 

ジャスト回避からのラッシュがあるので、敵の攻撃が全てこちらのチャンスになり得るから「ただ耐えてるだけ」という時間が殆ど無いのと、無双なのに動きが多彩で、「ただ手順をこなす感」が薄いのがいいのかな。

 

難易度は体験版が温めだったので最高難度のベリーハードにしていましたが、英傑加入シナリオで初期レベルの英傑達が「被ダメ大、削れない、シナリオ長い」であまりに大変だったのでハードに下げて以降そのままハード進行。5章を越えるとライネル、ヒノックス、カースガノンのオンパレードで大分苦しくなっていますが、一応まだなんとか倒せています。

 

今回ステージクリア評価が無いので、今まで「S取るためにダメージを受けては駄目で、クリアタイムを気にしつつ雑魚敵も大量に倒さなきゃ」と追われていたのが無くて本当に遊びやすい。一応倒した数や時間に応じて獲得ルピーが増減しますが、それほど重要じゃ無い上に被ダメは評価対象外なのがほんと分かってる。その代わりというか「時間制限付き」の戦闘が多くてこれが渋めではありますが、必殺技やスマッシュの演出中はタイマーが止まって今回の無双はほんと分かってる!伝わらないと思うけど、今までは「演出が長いから時間制限のあるバトルでは必殺技は使わない」とか考えていたので、この時計が止まるというのは本当に感動したんですよ。

 

今一つのポイントとしては、PVでは派手で楽しそうだった神獣戦が本編のバトルと分断されてて完全にミニゲームなこと。コログを探し回るのは面倒でもあるし楽しくもある。ローディングが長めなのは無双全般もブレスオブザワイルドもそうなので仕方ない。

 

事前の情報で「面白そうではあるけど、プレイアブルも少なそうだし、どうかな?」と一抹の不安がありましたが、それを吹き飛ばす多彩なアクションと強力なキャラクターと丁寧な調整で文句無し。完全にのめり込んで遊んでいます。

 

プロコンドリフト

半年くらい前に中古で買ったスイッチのプロコンがドリフトを始めました。

 

今までジョイコンは何度かドリフトして、毎回修理に出して2000円くらいだったのでその感覚で修理に出したら見積もり4000円。中古5500円の品物の修理には流石に高いのでキャンセル。

 

「掃除したら治った」とか言う記事もあったので、戻ってきたプロコンを開けて、スティック付近の細かな汚れやゴミを丁寧に取ったら、ドリフトしなくなった。

 

到着時点で動作確認をしなかったため、私の掃除が良かったのか、先方での確認時に改善したのかは分かりませんが、そう言うこともあると言うことで。

 

ゴッドイーター3終了

ゴッドイーター3、終了。

 

プレイ時間70時間。追加ストーリー完了まで。クリアまで35時間だったので、クリア後にも同じくらい遊んだ計算。

 

本作はリリース後のアップデートでかなりのコンテンツが追加されていて、元々あったのは追加のランク7だけかな。このランク7は敵のパラメータは強化されているものの、フレーバーテキストと複数アラガミを出しているだけで、量は多いものの水増し感が凄い。

 

でアップデートで追加された分は逆に充実ぶりが凄まじい。物量も去ることながら新メンバーに新システムに新アラガミにボイス付きのガッツリしたストーリーまであって、正直最初は「クリア後にまだこんなあるのかよ…」と引いたくらい。

 

最後に追加された「過去との邂逅」は所謂キャラクターエピソードなのですが、淡白な戦闘と長い語りに加えて引き伸ばし(一定回数出撃しないと進まない)が酷くて、キャラクターの掘り下げはいいけどこれはちょっと…と思いながら遊んでいましたが、最後の演出で全部帳消しになりました。初代から遊んでるユーザーにあの演出はずりーよ。ほぼイベント戦闘なのにテンションが上がりまくってしまいました。最後がいいと全部良かったような気がしてとてもいい。

 

クリア後のコンテンツだけあって難易度はどれもやや高め。特に新アラガミの暴れ方は酷く、初見では「これ面白いと思って作ってる?」という感じなのですが、なんだかんだやってるうちに慣れて順応してしまい、今では楽しめるようになりました。高難易度であっても勝っても負けても短めに終わるから挑戦し易いのもいい。まあその分全体にサラッとしちゃうんですが。

 

まだ遊ぼうと思えば大量にやり残しがありますが、ゼルダ無双も控えているのでこれで終了にします。感想は色々変遷しましたが、最終的には「爽快で面白い」という感じでした。次があるならまた遊びたい。