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満つらざるとも屈せず

Pilotwings Resort開封

Pilotwings Resort開封。

本作はSFCN64のローンチを支えたパイロットウィングスシリーズの新作。飛行機、ロケットベルト、グライダーなど空飛ぶ乗り物に乗って、遊覧したり輪っかをくぐったりするゲームです。タイトルからして誰もが想像する通り、立体視との相性は抜群。遥か眼下に見える島や、スレスレでかわした建物、リングとの距離感などが非常に分かりやすく視覚に訴えます。

乗り物は(今のところ)三種類。速度に優れ射撃装置も付いた「飛行機」、小回りが利いて自由に動くけど燃料に限りがある「ロケットベルト」、行動には制限があるけど写真が撮れる「グライダー」。「パイロットウィングスと言えばスカイダイビング」というイメージなのですが、本作には(今のところ)スカイダイビングは無し。立体視でやったら面白そうなのにな。

ゲームモードは大きく二つ、規定の指示をこなす「ミッションフライト」と、自由に飛んで観光名所を回る「フリーフライト」。タイトルに「Resort」とある通り、舞台はWii Sports Resortと同じウーフーアイランドで、フリーフライトで出てくる観光名所も(たぶん)同じところです。

ミッションフライトでは「輪っかを全部くぐってから着水しろ」みたいな指示に従って飛ぶことになります。成績に応じて星が授与され、一定数集める毎に上のレベルやフリーフライトの追加要素がオープンして行きます。

星を集めるだけならさほど難しくは無いですが、パーフェクトを狙おうと思うと難易度が急上昇。どのゲームでもそうですが飛行機での着水というのは難しく、まして自由に制御出来ないグライダーなら尚更。ちょっとズレても減点されるし、慎重にやり過ぎるとタイムが足らなくなる。精密かつ迅速な操作が必要になります。

意外と面白いのがフリーフライト。基本的には島を自由に飛び回るだけなのですが、観光名所を回ると時間帯を変えられるようになったり、風船を割ると制限時間が延びたりとゆるいゲームになっています。収集物が結構多いのですが、接近しないと表示されない観光名所と、遠くからも視認出来るけど分かりにくい所にある風船で、同じ収集物でも別の遊び方をさせるように工夫されています。

「ゲームとして超面白い」みたいなソフトではありませんが、広い大空で立体視の分かりやすい紹介をする、3DSの初期には相応しいゲームだと思います。考えてみるとSFCの時は回転拡大縮小、N64ではポリゴンにアナログスティックと、パイロットウィングスは毎回機能プレゼンの側面があったなぁ。


現在3時間くらい遊んで、ブロンズミッションが終了。

主にフリーフライトを遊んでいて、スポットは全75個所を回り、風船も飛行機の分は全部集め終わりました。ウーフーアイランドは以前Wii Sports Resortで途中まで回ったところでデータ飛ばされたので、今回ちゃんと回れてよかったです。