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満つらざるとも屈せず

バレットガールズトロフィーコンプ

バレットガールズ、クリアして、トロフィーコンプリート。

 

プレイ時間は不明。

 

バレットガールズは「レンジャー部」所属の女の子たちを描いたTPS。平たく言うと女の子が銃で撃ちあうゲームなんだけど、あくまで部活なので、銃弾は装甲(服)は傷つけるけど体に傷は付かない設定。もちろん服は破れる。

 

ゲームとしては思ったより真面目に作ってあって、TPSとしてのストレスはあまりない。ローリングから射撃すると自動で照準が合うサポートもあるんで、照準が苦手でもそんなに困らない。フレームレートも60FPSでほぼ安定しててこれはかなり驚いた。

 

あとこっちも相手も被弾で服が破けて、最終的には全裸まで脱げる。胸、腰、両手両足の6か所が破けるようになってて、破くためには該当箇所を撃たないといけない。敵を全裸にするとその相手の下着を取得出来ることもあって、脱がすことがゲームの重要なファクターになってる。

 

FPSTPSは一撃で相手を倒せる「ヘッドショット」が重視される傾向があるけど、脱がせることが大きく評価に影響する本作では「頭以外を狙う」ことがかなり重要で、必然性を持ってヘッドショット以外の価値観を表現出来てるのは上手い。ローリング射撃はクリアするには楽だけど、脱がそうと思うと真面目に狙う必要があるバランスもいい。まぁ手榴弾とか使うと細かく狙わなくても全裸に出来るには出来るんだけども。

 

ポリゴンもかなり頑張ってる。最初立ち絵見たときは「イラストをLive2Dで動かしてるのかな?」と思ったくらい違和感が無い。個人的なことだけど、閃乱某やヴァルキリー某に比べると下着のデザインが好みなのも好印象。

 

とここまでが恐らく「力を入れた」ところ。このゲーム力が入ってるところはちゃんとしてるけど、入ってないところはほんと適当なのよね。ただ入ってないところはそんなクリティカルじゃないところなので、戦略的な予算配分なんだと思う。

 

まず敵のAIについて。敵のAIは大体「普段は棒立ちか規定ルート巡回、近くにプレイヤーがいたら射撃、撃たれたら反撃」って感じ。この反撃の判定がガバガバで、超遠距離からだと撃たれても反応しなかったり、視界に入っていても無反応だったり、そうかと思うと超反応で撃ち返さりたりする。射撃の精度が距離と関係ないみたいで、どんな遠距離でもこっちが動いててもほぼ関係なく当ててくる。

 

敵のポップに前触れが無く、気付かない間に真後ろにポップした敵にいきなり撃たれるのも難。装甲車に轢かれると一発アウトなので、直上に装甲車がポップしたら終わり。

 

あとキャラクターが結構アク強めなんだけど、あんま色々語る気はないみたいで、断片的に思わせぶりなことを言うわりに話は殆ど進まない。「本当の敵」とかいうのもその存在が匂わされるのみで本作中には出てこない。

 


クリア後、全ミッションSランクまで遊びましたが、最後までそこそこ楽しんで遊べました。

 

必要な部分にきちんとリソースを配分した佳作という印象で、パっと遊べるいいゲームでした。続編も是非やってみたい。