GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

格ゲー大会

会社の後輩に「格ゲーやろうぜ!」と言われたので、格ゲー大会(2人)開催。

休憩を挟みつつ、8時間くらい対戦。同じジャンルが好きで、技術に大きな差が無く、長時間プレイでも音を上げないというのは貴重な人材と言える。

ゲームは色々やったけども、印象に残ったのは下記二本。


STREET FIGHTER III 3rd STRIKE ONLINE EDITION

言わずと知れたストIII3rd。お互い腕は大したこと無いながら、キャラ性能技性能を把握しブロッキングやキャンセルを駆使して徐々に上達し、結局今回一番遊んだのは本作でした。もう13年も前のゲームがいまだに現役で面白いというのはもう奇跡だと思う。またやりたい。


餓狼伝 Breakblow Fist or Twist

「面白い」という記事を読んで、一年くらい前に買って積んでたのを開封。

本作は、ジャンルとしては「3D対戦格闘」に分類されますが、一般に想像される対戦格闘とは大分毛色が異なります。

まず「体力ゲージ」が無くなっても、よろけやすくなるだけで負けにはなりません。相手とシーソー状になっている「精神ゲージ」を押し切ることが勝利条件となります。「格闘家は気持ちが折れなければ負けない」というわけです。

「ガード」は存在しますが、しなくても(ダメージは受けますが)あまり仰け反りません。なので「殴られながら殴る」ことが可能です。

また体各部に部位ダメージが存在し、例えば足ダメージが限界を超えると骨が折れます。こうなると足への攻撃が痛いのは勿論、蹴りをガードされただけで痛がってよろけるようになってしまいます。が、肋骨が折れても頸椎が曲がっても戦いは続きます。格闘家は気持ちが折れなければ(ry

ちなみに「あと一発食らったら折れる」という時にだけ出せる「ファイナルブロー」という技があり、これは「相手に大ダメージを与えられるけど、使用した部位が壊れる」という正にファイナルな一撃となっています。

ガードしなくてもいいとか言うと大味っぽいですが、実際やってみると、当たり前ですが、ガードは出来るならした方がいいです。ただ押し切るために殴った方がいいシーンもやはり存在し、駆け引きの一つとなっています。試合全体として「足を折ろう」と思ったならローキック連打という戦術も取れますが、相手に読まれれば全ガードということにもなります。精神ゲージを押し込まれると使えるようになる「奥義」は一発逆転が可能ですが、使用可能になったのが相手にも見えますし、一度しか出せないので回避されたら終わりです。

この他、試合前のデモ中に攻撃する「不意打ち」もあり、全体的に結構なんでも出来るゲームです。そして、どの行動にも大体対処法が存在するゲームです。結果として攻めるだけでも守るだけでも勝てない、読み合いの熱いゲームとなっています。

これは想像以上に面白かったので、アクション好きな人がいたら是非一緒に遊びたい。