GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

戦神

ゴッドオブウォー開封。

ゲーム内容としては派手なデビルメイクライと最近のプリンスオブペルシャを足して2で割った感じ。

デビルも大概に派手でしたが。

主人公はかつて殺戮を繰り返し、今はその罪を赦されるため、

神の兵士として戦うクレイトス。

というと悪いことを反省していい人になったように聞こえますが、

クレイトスはあくまで昔の悪夢から逃れたいだけで、

性格そのものは変わっていません。

扉の鍵を持っている人が、崖から落ちそう

→助けて鍵ゲット

→「ありがとう、助かりました」

→「お前を助けたわけじゃない」

→鍵だけ奪って突き落とす

流石はゴッド。

シナリオライターも、基本的に人間は助けるつもりが無いようで、

扉の向こうで殺戮が行われている

→「助けて!お願い!」

→でも鍵が無いから扉は開かない

→段々小さくなる声

崖の向こうで怪物に襲われてる人がいる

→「く、来るな!怪物め!」

→でも崖の向こうには渡れない

→惨殺

元々洋ゲーなのですが、ローカライズがやたら気合入っていて、

画面の文字も日本語だし、喋る言葉も全部日本語。

上記の人々の叫びも声優が熱演w

クレイトスがあの欧米顔で「私はこの苦しみから…」とか喋った時は吹いた。


ここまでだとただの馬鹿ゲーみたいですが、

アクションの爽快さとか、巨大な敵の動きとか、

ボタンに対するレスポンスとか、行動の選択肢の多さとか、

アクションゲームとして相当に高いクオリティです。

神話に出てくるような(設定が神話だけど)巨大な怪物を、

鼻で笑って圧倒するクレイトスに心酔。

特に軍神アレスは六本木ヒルズみたいなサイズで、

足元に立ったら顔どころか膝も視界に収められません。

まだ直接戦ってないですが、あんなんどうやって倒すのかな…。


クレイトスのベッドには女の人が寝てるんですが、

海外版だと胸は丸出しだったらしい。

日本版では服着てるので、残念かと思いきや、

実際に海外版の映像を見てみると、そうでもないような…。

隠した方がエロい、そういうこともあるんですね。