GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

オクトラ終了

オクトパストラベラー、最後のイベントのボスを倒し、終了。

 

プレイ時間129時間。

 

イベント探しに詰まって情報を見たのですが、見落としてたサブイベントは一個だけで、そしてこの一個こそがラストバトルに繋がるキーイベントでした。

 

ラストバトルはセーブ不可でのボスラッシュから、チームを二つに分けての二連戦。戦闘数が多く単純に時間がかかる上、オーラスなので初見殺しも多く、ここまでと比べて大きく難易度が上昇。初回LV60-75くらいのパーティで挑みましたが、最終戦でほぼ情報も取れない(弱点すら殆ど見られなかった)まま一瞬で全滅。

 

あまりにショッキングな負け方で挫けそうになりましたが、ここが最後!と言い聞かせて対策を考える。上述の通り最後はチームを割って二連戦する総力戦。特に二戦目がキツイので、対二戦目用をリソースを振った一軍、それ以外を二軍と想定して準備。

 

まずは「一番効率がいい」と書かれている氷竜の口で20時間ひたすらクルクル回り、一軍をLV90、二軍を85までレベル上げ。ほんとは99まで上げたかったんですが、レベル上昇で必要経験値がどんどん上がってしまい渋過ぎて断念。控えに経験値入らない仕様も辛過ぎる。

 

で、一軍は相手の動きがまだ全く分からないので生存耐久寄り、かつ武芸家や魔術師などメインジョブと一番いい装備品で構成。二軍は敵の手も大体分かっているので、残り物でやや火力寄りに設定。

 

ここまで手間暇かけて準備した上で遂に挑んだボス戦でしたが、まさかのチーム選択間違いで一軍二軍が逆になってしまう。「チーム1」が初戦だった…。やり直してもよかったのですが、この前の連戦でも結構時間かかってるので、まぁ情報だけでも持って帰るか…と続行。

 

初戦は一軍が貫禄のパワーで押し潰して問題の二戦目。定期的に消されるバフ、当たると即死の物理攻撃、初見殺しでなんでもありの特殊行動をギリギリで生き残りながらジワジワと情報集め。なんで武芸家が居ないんだ、なんで魔術師が居ないんだ、なんでアーフェンが居ないんだ…!と喘いでいる内に気づけば最終形態。一手毎に決断を迫られるしんどい戦いを二時間以上続け、遂にはそのまま押し切って勝利してしまいました。

 

振り返ると「二軍」として軽視していたトレサ(ルーンマスター)が八面六臂の大活躍でした。攻めてはルーンによる低燃費なパワーとシールド削りの底上げ、守っては緊急回避による物理無効と回復。分散化によりこれらを全体に一発でかけられるのと、保険で入れていたラストアクト(25%で再行動)の「ここぞ」での発動。トレサが居なければ恐らく10分持たなかったし、ちょくちょく全バフ解除されることを差し引いてもお釣りのくる超強力なユニットでした。勿論、他のメンバーも十全に機能した結果の勝利ですが。

 

間に長期間の休止を挟みつつ、長らく遊んだオクトパストラベラーもこれで終了。ちゃんと遊べていないのがずっと心残りだったし、こういう「自分で対策を考えて構成しないと戦えないゲーム」を自分で考えてちゃんと攻略出来たのがとても嬉しい。

 

HD2Dによる独特で美しいグラフィック、ブレイクとブースト、ジョブとアビリティによる駆け引きと考え甲斐のある戦闘、広い世界と多様に絡む人間関係。振り返って見ると割と非の打ち所がないゲームだった印象です。

 

唯一、ドットに演技させようとした結果、イベントシーンがやや冗長なのは難点かな。これRPGであるオクトラでこれだけもっさりしたことを考えると、シミュレーションのトライアングルストラテジーはかなり重たくなるんじゃないかな。