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満つらざるとも屈せず

魔女と66のキノコクリア

魔女と66のキノコ、クリア。

 

プレイ時間4時間。

 

本作はドットゾーゲームズ開発の探索アクション。アクションゲームツクールで制作されています。

 

プレイ時間からも分かる通り、ボリュームは小さいです。ですが小さい中にいい塩梅の旨味が詰まっていて、「ちょっと探索アクション遊びたいな」みたいなところにはハマると思います。

 

ドットはシンプルながらよく書き込まれていて、マップデザインも良好、バランスは優しめでヒントも親切。音楽の90年代っぽさが凄くて、スーファミの頃にゲーム作ってた人なのかな?と想像。テキストを殆ど使わずに意図やヒントを伝える演出もセンスがいい。マップに意図不明のショートカットがあるなと思っていたら「猫の散歩」で綺麗に繋がって膝を打ちました。

 

一方、ツクールだからという気もしますが、アクションの手触りは今ひとつ。どうもリアクションがワンテンポズレる感覚があります。また、同じキノコを2回取れたり(カウントもされた)、アニメーションが止まったりとバグにも結構遭遇。特定の床を順番に踏むような仕掛けがいくつかあるのですが、作中恐らく一番難しい「テトリミノジャンプ」では、一回落下したのに失敗判定にならなくて、そのまま進んだらクリア出来てしまいました。

 

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「魔女と66のキノコ」で67のキノコを集めた図

 

書き出してみると文句多めに見えますが、遊んだ感想はそれなりに好感触。探索アクションのエッセンスをギュッと集めた感じで、センスのいいドットと音楽もあって最後まで一気に遊んでしまいました。