ドラゴンズドグマ、終了
プレイ時間51時間半。
本作はそもそも自由度が高く、行動の結果がどうなるのか、どうなったのかが非常に読みにくいゲームで、ゲーム的に言うとフラグ管理の分かりにくいゲームですが、これが心臓奪還(スタッフロール)後は更に加速。
世界や自分の立場も大きく変わってしまうし、相手も世界改変が出来るような力があるので、これまでの理屈や目に見えている物も意味が無くなってしまう。神話めいた哲学的な選択を次々迫られ、何を聞かれているのか、何を選ばされているのかもよく分からないまま状況だけがどんどん進んで行きます。
ストーリーは色々あって非常に綺麗に終わるのですが、綺麗に終わり過ぎた結果セーブデータの進行はリフレッシュされ、「強くてニューゲーム」しか選べない状態に。いや分かる!話がアレなんだからこうなるのが必然。分かるけど終盤の心残りとか全部消えて最初からしかないのは正直しんどい。
という最後の体験も含めて、非常に真面目にハイファンタジー、オープンワールド、エモーショナルなユーザー体験を作り込んだゲームでした。アクションの手触りもいいし、評判いいのも頷ける。