GarbageCompany

満つらざるとも屈せず

夢じゃ終われない

バイオ5、クリア。

懸念されたボス戦はやっぱり最後まであんま面白くなかった。ルーチンワークなのに敵がいちいち堅過ぎる。特にウェスカー戦は残念というか、ゲーム性云々以前にウェスカーの頭が残念でした。目の前から走って逃げたのに暗闇に入ると見失って「隠れても無駄だ!」とか言いながらキョロキョロしてる。ウィルスはやっぱ知能に悪影響あるよ。

まぁバイオはそのゲーム性上、敵に高速で動き続けられるとゲームにならなくなる。なので敵は基本ゆったりと動くし、たまに立ち止まる。だからゲーム的にはウェスカーの動きは正しい。けど人間的には残念。

あと、本作の売りである「パートナー」のAIが大分残念なのも残念。立ち位置が決まっている部屋では死んでも助けてくれない。攻撃しても無駄な場面でも撃ちまくる。いらねーから弾丸渡してるのに返却されるなど。

特にラスボス戦は、「パートナーシステムが売り」「敵の弱点は背中」と来たら、分散して背中を撃たせてくれるかと思いきや、分散どころかプレイヤーにぴったりくっついて離れず。なんで二人いるのに俺が一人で隙を付いて背中取らなきゃならんのだ。

更にシナリオも残念で、何か重たい感じにしようとして滑った感がある。「この世界は守る価値があるのか?」→美女に囲まれてにやけるゴリマッチョ→「仲間の笑顔のためなら守る価値がある」で終わり。

ラスボスを倒すとヘリが来て「ヤフー!」言いながら脱出、何故か基地が爆発して、突然「ゆーめーでおわーらせない♪」くらいで良いと思います。初代エンディングは雰囲気ぶち壊しと叩かれてるけど個人的には結構好き。意味分からんけどハッピーエンドっぽくていい。


と、不満点が目に付きがちですが、総じて及第点以上の出来だったとは思います。操作はし易く、ステージや敵のバリエーションも豊富。なんだかんだ最後までモチベーションは途切れなかったし、難易度(NORMAL)も易し過ぎず難し過ぎずいい塩梅でした。

クリアすると隠し要素が色々オープンするのですが、とりあえずシェバのカジュアルはカジュアル過ぎるだろ。早速マグナム無限弾にしてアサルトプレイ。一発毎にキリモミして飛んでいく敵。うひょー盛り上がってきた!


P3P、タルタロス最終階層に入ったらいきなり難しくなった。

難しくというか、かなり理不尽寄り。奇襲食らうとレベルがどんだけあっても全滅、みたいな。あとボスの性能が大分厨っぽくなってきた。弱点が無く長期戦必至、全属性攻撃してくるので対策不可能、追い詰められると即死魔法連打で運悪く主人公が食らうとゲームオーバー。まぁ恐らくこれが「メガテンっぽい」ということなんだと思う。