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満つらざるとも屈せず

ケロブラスタークリア

ケロブラスター、定時、残業、オマケクリア。

 

プレイ時間8時間半。

 

本作は洞窟物語で有名なスタジオピクセルのアクションゲーム。ドットスタイルのアクションは今時いくらでもありますが、偏執的な描き込みをしていないのが、今となっては逆に目新しい。

 

ゲームとしてはステージ制で残機制の2Dアクション。ステージ中のお店で装備やライフをアップグレードすることが出来ますが、次の周回への持ち越しはほぼ出来ず、いわゆるアーケードスタイルの2Dアクションとなります。今時積上げ要素が全く無いのも珍しい。ゲームとしては特筆するような特徴は無く、ソツなく遊べる作り。

 

短めの本編クリア後には高難易度の「残業モード」が解放されます。残業は本編の難易度を上げた物…と見せかけてアレンジどころか丸々違うステージもあって、シナリオも続編になっていてちゃんと面白い。シゴトセイゾウ機はちょっと硬すぎかなーとは思った。その後には更にバグった「オマケ」もあり、これはグチャグチャと見せかけて割と法則性があり、見破って突破するのは中々楽しかったです。

 

ステージはバラエティに富んでいてステージ毎のギミックも多彩。難易度は元がiOS向けだったからかそれほど高くはありません(ただし残業を除く)。手触りは悪くはありませんが、洞窟物語に似て慣性強めで、残業モードではこのクセのある操作感で狭い足場渡りもあり、ややイラっとする部分もありました。なお私は挑戦していませんが、実績に当たる「スタンプ」を目指すなら相当しんどい調整です。

 

上にも書きましたが、よくも悪くも「綺麗にソツ無くまとまったゲーム」で、大きな驚きは無く、普通に楽しめました。