事前情報を殆んど集めなかったため、正直どういうゲームかも知らずに買いました。
SEGA+手塚作品では、GBAの鉄腕アトムが神の仕上がりでした。
(トレジャーが噛んだからという話もありますが)
なので、SEGA+ブラックジャックというだけで、なんか安心感があったようです。
基本的には、手塚作品がクロスフュージョンする世界で、
ブラックジャックとなってオペしまくるゲームです。
(と言っても、手塚作品は「スターシステム」によって、どれもクロスフュージョンしまくってますが)
オペはタッチペンで行うので、「カドゥケウス」みたいになりそうですが、
どっちかというと流れてくる譜面に合わせてタッチペンを滑らせる「応援団」のイメージ。
各ステージ(オペ)は漫画のコマが増える形で進行します。
手術中にもイベントが起こったりしますが、譜面の表示場所がコマの真ん中なので、
「譜面が忙しくて進行を追えない」ということもありません。
1ステージは譜面の流れる部分と終盤のミニゲームに分かれています。
譜面は音ゲーのように決まった物が決まった順番で流れてきて、
それを正確になぞることで進行します。
ここのシチュエーションも色々あって、
揺れる車内でのオペだったり、途中で停電したり、
動物の手術だったり(人間とは譜面の形が違う)。
終盤のミニゲームはステージごとに全く異なる物になります。
シューティングで言う「ボス」のような雰囲気です。
クランケは手塚作品のキャラたちで、
写楽保介(三つ目がとおる)の「額のデキモノ」を切除したり、
アトム(のプロトタイプ)のトラウマを治療したり。
手塚作品にあまり詳しくないので分からないですが、
他のキャラも色んな作品の色んなネタを散りばめています。
(「海のトリトン」「リボンの騎士」「なないろいんこ」「マグマ大使」は分かった)
アトムの名付け親がBJというのは中々感動する展開。
シナリオはBJが金に執着する理由から始まって、
恐らくはその問題が解決するまでになりそうです。
「火の鳥編」と銘打ってるし、展開はGBAアトムみたいになるのかも。
没入感、爽快感がかなり高く、ゲームとしても面白いし、これは期待出来そう。
Wikipedia:ブラックジャックを見ておくと数倍楽しめそうw